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アトピー性皮膚炎は自然治癒力で完治する!
『愛知県 加藤久岳様』
加藤さんは、商社マンから自然農法家へと大きく転身した方です。私と医療に対する考え方、農業に対する考え方に共通点があり、加藤さんを応援したいという気持ちから、ここでも紹介させていただきたいと思います。
サラリーマンから農業へ方向転換したのは、アトピー性皮膚炎とのかかわりが大きく影響していたことは間違いないでしょう。人生の方向性を変えるほど大きな影響を与えた「アトピー性皮膚炎」
加藤さんにどのような影響を与えていたのでしょうか?
そして、どのような経緯で克服されていったのでしょうか?
加藤さんは、子供のころから手荒れに悩まされていました。そして、薬を使うようになったのは高校生のころから。薬を使えば、症状は改善するので「薬は良いもの」とその頃は思っていたそうです。 社会人として二年目を迎えた夏に、手と顔にしか出ていなかった湿疹が別の場所にも出始めるようになりました。
病院では、「アトピー性皮膚炎」と診断され、半年後にはステロイドの内服もすることになり、スキーに出掛けたのをきっかけに薬で抑えていた症状が悪化しました。
病院に駆け込むと、「ステロイド皮膚症」とのこと。
アトピーを治すために使っていた薬が、この症状の原因。しかも、治す手立てがなく状態がひどい時には、病気を悪化させた原因であるステロイドを使うという意味が分からない治療方針。
そんな状態を変える大きなきっかけになったのは、温泉療法でした。 そこで、アトピーと薬の関係、自分の症状や疑問に納得がいき、ステロイドを使わないで治そうと心に決めました。
しかし、薬を使わなくなった影響で感染症にかかり、どうしようもならなくなって病院にかかるものの「ステロイドを使わないで」と発した途端、医師から心無い言葉を投げかけられたこともあったそうです。
その後、感染症が改善するとともにアトピーも改善していきましたが、仕事が4年目に差し掛かったその時、落ち着いていたあのかゆみが湧き出てくるようになりました。体から出てくる浸出液もひどく、休職を余儀なくされることになります。湯治や休養に専念すると体調は戻るものの、復帰すると溜まったダメージがドカンと出る。
商社に勤めて14年間で合計6回の休職。「調子を戻しても、復帰すれば悪化の繰り返し、会社勤めをしている限り健康体に戻れないのではないか。」と、大きな葛藤をしながら違う人生を考え始めたそうです。
そんな折、たまたま「自然農法」と出会い、薬も肥料も使わない方法が、アトピーの治し方に似ていて自然農法の考え方に感銘を受けた加藤さんは農法家の道を選ぶことになりました。そして、農業に携わっていくうちに、自然と体力もつきアトピーを寄せ付けなくなっていきます。アトピー性皮膚炎を治したのは、医者でも薬でもなく「誰にでも備わっている自然治癒力」 そう、あなたにも備わっている自分で病気を治す力なのです。
現在、「アイアイ自然農園」で野菜作りを行い、農業体験などを通してその考え方の普及を行っています。
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