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慢性痛専門整体 爽快館

医学的根拠の存在しない椎間板ヘルニアの手術

椎間板ヘルニアの治療には最終的に手術という選択肢があります。

これは、今までの保存療法に効果が無かった場合に行われるのですが、なぜ最後の手段として選択されるのでしょうか?

よく考えてみてください。

痛みの原因はヘルニアにあるとしているのだから最初の段階で手術するべきではないでしょうか?

あなたの体にガンが見つかったとします。

では、このガンを様子見しますか?

手術可能な部位なら医師は積極的に手術を勧めるのではないでしょうか。

手遅れになってはいけませんからね。

それでは、なぜヘルニアの場合は手術を行わないのでしょう。

手術をして痛みが取れなかった場合「タイミングが遅かった」「神経に癒着していた」という説明をすることがあります。

要するに、手遅れだったと言いたいわけです。

これって、様子見なんかしているからこうなったのではないでしょうか。

それなら、ヘルニアを発見した段階ですぐに手術をするべきでは?

今日はここからが本題です。

なぜ、ガンの場合はすぐに手術をしようとするのに、ヘルニアの場合はしないのか?

それは、手術をしても痛みが取れない例がいくらでもあるので、医師も慎重にならざるを得ないというのが本音だと思います。

では、どうして不確定要素を含んでいるにもかかわらず最終的には手術をするのでしょう。

おそらく、最終的には手術という選択肢しかないのと、手術をして現に痛みが改善する例があることから勧められていると思われます。

実際に、手術をして良くなる例があるから手術という選択肢が残るのです。

驚くべきことに手術をすれば必ずよくなるという根拠はありません。

実は、私はこの手術の結果に対してとても懐疑的な目を持っています。

なぜなら、この手術には「プラセボ効果」が働いている可能性が高いと思っているからです。

こんな実験をしてみてはいかがでしょう。

100人の患者さんを手術をした群としない群とで分けるのです。
(全ての患者さんにヘルニアを除去すると説明します。)

しない群でも、もちろん皮膚切開までは行います。

違うのは、ヘルニアを除去するかしないかだけで、後は同じ工程を行います。

この結果どうなると思いますか?

大胆な予想をさせていただくと、このヘルニアを除去しなかった群から「痛みがよくなった」という患者さんが出てくるに違いありません。

しかし、これは倫理的に許される行為ではないので実現は不可能かと思いますが、手術の効果を調べるためだったらやるべきではないでしょうか。

実際に、薬では二重盲検試験という厳しい審査を経て承認されるのですから。

ましてや、手術は体にメスを入れるわけですし、不確定要素がありすぎるヘルニア手術ならなおさらのことだと私は思うのですが・・・。



現実的には難しい実験ですが行う価値は十分にある!

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