愛知県江南市の爽快館はヘルニア/坐骨神経痛/膝・股関節痛などの長引く痛み専門整体院です。

慢性痛専門整体 爽快館

股関節痛が長期間続くと筋肉が痩せる

変形性股関節症と診断されている方の悩みの一つに「痛み」があります。

そして、その痛みを改善させるために患者さんは様々な治療を受けられているかと思います。

私も、その痛みの改善のためのお手伝いをさせていただいているわけですが、痛みの改善はもちろんのこと、「脚の太さ」というところにも注意を払っております。

「脚の太さ」とは、見た目だけの問題ではなく、「筋肉」がどのような状態になっているかが重要なポイントになります。

痛みを患っている期間が長ければ長いほど、その「筋肉の状態」の重要性は増していきます。

それは何故かと言いますと。

人間は誰もが痛みを感じればそこをかばおうとします。

そして、股関節が痛いという患者さんの多くは足を地面につける時に痛みを感じます。

つまり、痛い側の足では踏ん張りをきかせることができないんです。

すると、どうなっていくのか。

筋肉とは負荷をかければ強化されていき、負荷がなくなれば低下するという特性を持っています。

これは、患者さんのみならず全ての人に当てはまる生理的現象です。

ということは、足をかばう(踏み込めない)ことが長く続くと筋力がどんどん落ちていくことになるのです。

その結果、筋肉が痩せて足が細くなるのです。

この足が細くなるというのは、健康に痩せて足が細くなることとは全く違います。

筋肉が落ちるのか脂肪が落ちるのかという違いがあり、同じ足が細くなるでも中身が全く違うんです。

そして、この足が細くなる現象は痛みを抱えている期間が長ければ長いほど顕著にあらわれます。

しかも、筋肉のみならず体を支えるために重要な「骨」までもが脆くなってしまうのです。

股関節環境の健全化には負荷というものが必要不可欠です。

しかし、股関節痛を患っている患者さんはその肝心な負荷がかけられません。

このジレンマをどうすれば良いのか。

やはり、最優先事項として「痛み」を改善させるための治療が必要ということになります。

痛みが改善されていけば、負荷をかけていくことができます。

特別な筋トレをしなくても歩行パターンが改善されていけば脚の太さも改善していくのです。



太さが戻るのは改善している証拠です。

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