アレルギー性紫斑病(アナフィラクトイド紫斑病)の自然治癒
『江南市 T様 20代女性 』
Tさんは、06年9月にアレルギー性紫斑病(アナフィラクトイド紫斑病)を発症しました。病院での説明では「原因は分かりません。」「治す方法も分かりません。」とのことで処方されるお薬も、今の症状を抑えるのみで根本から治すためのものではありませんでした。
そして、原因不明の病気には決まって登場するステロイドが処方されます。これにはTさんも難色を示しました。 なぜなら、インターネット等での情報でも病院と同じような説明ばかりで、どれも決定的なものはなく、薬による副作用で苦しんでいる方の様子が目立っていたからです。
ちょうどその頃、当院へ通われているTさんの身内の方にその病気について相談を受けました。その患者さんも現代医学では解決できなかったご自身の病気を、自然療法で改善されていましたのでTさんの病気もよくなるのではないかと思い相談をされるに至りました。
私は「現代医学で解決する手立てがないこのままの状態でいるよりも、自然治癒力を高める方法を選択肢に入れて、根本からの体質改善を行えばきっと良い結果が出ますよ」と、自然医学の可能性を示し身内の方を通してTさんに伝えていただきました。
世間一般では、「薬を使わないで自然治癒力で病気を治す」と聞いても、「そんな馬鹿げた話なんて」と思う方が最初は多いのですが、Tさんには自然療法の理論が最初からすとんと腑に落ちたそうです。そして、発症して3ヵ月が経過したところで当院へ来院されることになりました。
初回の時の状態 両手、両足に紫斑が確認できます。
どの病気でも基本はそうなのですが、今ある症状は結果であって原因ではありません。したがって、いくら結果である症状を薬で抑えても根本的に治すことはできないのです。この紫斑も同じで、出血を抑える薬や炎症を抑える薬を飲んでも解決はしませんでした。Tさんは、根本からの体質改善に取り組みました。
紫斑が出ない身体作りとは、健康的な身体を構築することで、それには、血液の質や流れ、身体の歪みや組織の癒着の改善、食事療法など多岐にわたります。ひとつひとつ、見直していくことで身体が少しずつ変化していくのです。例えるなら、玉ねぎの薄皮が剥けていくような感じです。
その間、二度の発熱を経験して体がさらに良い方向へと向かいました。
最初の写真と比べると紫斑は半減して、手にはほとんど出なくなりました。
さらに一カ月後
両足の紫斑はほとんど分かりません。手には全く出なくなりました。
H21.1現在、再発することなく良い状態を保っているとご連絡をいただきました。