院長のプロフィール
院長の紹介
爽快館 院長 鍼灸師・整体師氏名 岩田 貴志 49歳
中和医療専門学校卒、複数の整形外科リハビリ科に勤務
退職後は5年以上の整体修業を経て独立。開業歴22年以上
現在、主流となっている痛み治療の問題点を明らかにし、
施術を通して正しい知識の普及に力を入れる。
「人間万事塞翁が馬」を人生の教訓とする。
はじめまして。あなたを担当させていただきます院長の岩田です。
「どんな人が施術するのか?」気になりますよね。私も同じ立場でしたらきっとそのように思います。そこで、恥ずかしながらも幼少期から独立後までの経緯を簡単にまとめてみましたのでご覧になってくださいね。
体のしくみに興味を持ち始めた幼少期
私は幼少の頃、食も体も細く、体調も崩しがちでよく病院のお世話になっていました。そういったことからか「体のしくみ」や「病気のひみつ」といった体に関する本が好きで、病気や健康に対する意識もその頃から芽生えていたかもしれません。
小学校に入り、体をよく動かすようになってからは食べる量も増え、それに合わせて病院のお世話になることも少なくなりました。
やはり、健康を保つ上で重要なのは、薬よりも毎日の食事と体をよく動かすことなんですね。そのおかげで、中学と高校では皆勤でした。
貴重な経験をした学生時代
学生時代で一番印象に残ったカリキュラムは解剖学の実習です。実際に、検体に触れる機会があり喫煙者の肺と禁煙者の違いに驚きました。20年以上経過した今でも、あの感触は忘れられません。
例えるなら、「真っ黒な石ころとスポンジ」です。それこそ、本当の意味でその違いを肌で実感したわけです。(追記:2018年のアメリカ研修にてホルマリン処理されていない献体を解剖したところ当時の献体との違いがはっきりしました。正常な肺は本当に柔らかいです)
そして、授業後と休みの日には学費と開業資金を貯めるため、睡眠時間を削ってアルバイトに励んでいました。当時は若かったこともあり、無理を承知の上でした。その結果、卒業が差し掛かった頃に特殊な蕁麻疹を患ってしまいました。
顔以外の全身、特に四肢がひどかったその蕁麻疹は医学辞書にも事例が無く、普通の慢性蕁麻疹でも半分以上の人は治らないと記載されており「自分の場合はもっと無理だ」とショックを受けたことを今でも覚えています。
ですから、症状は違えど辛い症状を抱えて過ごすあなたの気持ちもよく分かります。
その後は、蕁麻疹に悩まされることはなくなりました。あなたにも備わっている自然治癒力で克服することが出来たのです。この経験は、のちの健康指導に大いに役立ちました。
痛みの矛盾に気づいた整形外科勤務時代
国家試験合格後は整形外科クリニックのリハビリ担当として患者さんの治療にあたりますが、レントゲンの状態と症状が比例しない例を見るにつれ、いつからか「痛みの矛盾」に気づきはじめました。
ただ、当時は疑問を抱きつつも痛みの核心にまで迫ることは出来ていませんでした。 また、病院でのリハビリは様々な制約があるため治療を必要としている患者さんに十分な治療が出来ないことにもやきもきしていました。
そこで、自分が納得できる治療をするには独立することが一番だったのです。
もちろん、そのためには更なるスキルアップが要求されますし、当時の疑問をはっきりさせる必要もありました。そして、クリニックを退職して独立に向けて動き出したのです。
整体の可能性に惹かれた修業時代
私もまだこの段階では気づいていなかったのですが、手技療法(整体)の世界は十人の先生がいれば十通りの方法があるくらい多様な世界です。
当時は、まだ何を学べばよいか分からなくて片っ端から本を読み漁り、直接その先生の所へ伺ったり、主催されている勉強会へ全国各地巡りました。修業中は、当然のことながらお給料もなく新聞配達などで生活費をおぎなっていました。
そんな状態でも頑張れたのは、病院で治らなかったものが、整体によって治っていく姿を見てその可能性に強く惹かれていたからでした。
「手術が必要と言われていたのに何故整体で治ったのだろうか?」
「手術をしても治らなかったのに何故整体で治ったのだろうか?」
「治るからにはその理由が必ずあるはず!」
私は、それがどうして可能なのか、もう一度体というものについて基本から学びなおしました。
そして、多くの費用と時間を費やし、技術講習や修行を続けてきましたが納得のいく答えが得られなかったので自力で導き出すしかなかったのです。
すると、これまでいかに常識というものに捉われていたかに気が付きました。
その時の感覚は、まるで霧に包まれていた視界が一気に晴れたようでした。
とはいえ、慢性痛は直ぐに結果が出せるほど単純なものではなく日々試行錯誤の繰り返しでした。
その結果、当院独自の施術法を作り上げることができました。
この仕事にかける想い
独立後は新しい考え方を取り入れることで、従来の方法では良くならなかった症状を徐々に改善させることが出来るようになり、痛みの常識は間違っている!と「疑問」だったものが「確信」へと変わりました。
痛みの常識間違いによって、どれほどの患者さんが悩まされ続けているのだろうか?
こう思うと、声を上げずにはいられませんでした。
もちろん、これまでの常識を覆すことで非難されることもあるでしょう。しかし、そんなことよりも目の前の患者さんの痛みを改善させる方が何よりも優先されることなのです。
「間違った痛みの常識を変えたい!」
「新しい考え方が広まればもっと多くの人の痛みが良くなるはず!」
こんな想いが日に日に高まり、それが、「痛みの常識三大間違い」を提唱するに至った経緯となります。
*痛みの常識三大間違い*
:骨は変形すると痛い! → 本当は痛くありません!
:軟骨はすり減ると痛い! → 本当は痛くありません!
:神経は圧迫されると痛い! → 本当は痛くありません! 詳しくはこちらをクリック
そして、患者さんを施術する立場の人間として健康維持に努め、腰痛などの慢性痛もおかげさまで無縁です。
急性痛も慢性痛も、痛みのメカニズムを理解すれば決して怖いものではありません!
私は、これまで「先生のおかげで助かりました。」「あれだけ辛かった痛みが良くなりました。」という声掛けにずいぶん励まされました。こんな私でもついてきてくれる患者さんがいる。もっと多くの人に良くなって欲しい。
その想いが、明日への原動力となり、今に至っているのだと思います。 そして、まだ「痛みの真実」を知らない人たちにはそれを伝えるため、もっと頑張らねばと強く自分に言い聞かせています。
イベント・勉強会などで正しい痛みの知識の啓蒙活動も行っています。
※ご依頼を頂ければ講義させていただくことも可能です。(お問い合わせフォームよりご相談ください)