関節痛サプリメントの真実
テレビCM、新聞広告などで「関節痛に効くとされる健康食品」がよく宣伝されていますね。
コンドロイチン・グルコサミン・ヒアルロン酸・・・・。
当院の患者さんからも、こうした商品について実際はどうなのかとよく質問を受けます。
そこで、私は実際に商品を販売している製薬会社に問い合わせをしてみました。
質問の内容は三つです。
質問1 広告には軟骨がすり減ることで骨と骨がぶつかり痛みが出るとされていますが、骨には神経が存在しないので生理学上こうした現象はあり得ないはず、この広告の説明について医学的根拠はあるのでしょうか?
回答 広告に用いた表現は一般消費者に分かりやすく伝えるためのもので医学的根拠は一切ありません。
質問2 軟骨のすり減りを問題とするなら、当商品はその問題を解決することが出来るから商品として販売しているのだと思います。だとすると、この商品を用いて軟骨が修復された事実があるのでしょうか?
回答 そのような事実はありません。
質問3 では、この商品を用いることで痛みに効くというような表現については、何を持って効くということなのでしょうか?
回答 これは、被験者の主観によるもので、現時点で二重盲検試験によって効果が証明されたわけではありません。
いかがでしたでしょうか?
これらの回答から分かることは、広告にあるような痛みの原因についての説明には一切医学的根拠はなく、効くといっても個人の感想に過ぎないことが分かりました。
あなたはこれでも、こうした商品を購入したいと思いますか?
私は、こうした回答が返ってくるだろうと予想していましたが広告のプロには何も知らない一般消費者は太刀打ちできません。
大きな期待を抱かせて、購買へと誘導させられるのです。あなたも、そんな経験があるのではないでしょうか。
では、なぜこうした商品が堂々と販売されているのだと思いますか?
答えは至極単純です。
儲かるからです。
そして、プラシーボ効果によって良くなったと感じる方が一定の割合で存在するのも継続販売される理由の一つです。(*プラシーボ効果とは偽薬にもかかわらず偽薬と知らない本人の期待感によって出る良い効果のこと)
日本という国は良くも悪くも商業主義社会です。
よほどの詐欺か、相手に脅されて買わされる以外は自己責任になってしまうのです。
ですから、消費者自身で賢くならなければいけないのです。
ババを掴まされないようにしよう。
コンドロイチン・グルコサミン・ヒアルロン酸・・・・。
当院の患者さんからも、こうした商品について実際はどうなのかとよく質問を受けます。
そこで、私は実際に商品を販売している製薬会社に問い合わせをしてみました。
質問の内容は三つです。
質問1 広告には軟骨がすり減ることで骨と骨がぶつかり痛みが出るとされていますが、骨には神経が存在しないので生理学上こうした現象はあり得ないはず、この広告の説明について医学的根拠はあるのでしょうか?
回答 広告に用いた表現は一般消費者に分かりやすく伝えるためのもので医学的根拠は一切ありません。
質問2 軟骨のすり減りを問題とするなら、当商品はその問題を解決することが出来るから商品として販売しているのだと思います。だとすると、この商品を用いて軟骨が修復された事実があるのでしょうか?
回答 そのような事実はありません。
質問3 では、この商品を用いることで痛みに効くというような表現については、何を持って効くということなのでしょうか?
回答 これは、被験者の主観によるもので、現時点で二重盲検試験によって効果が証明されたわけではありません。
いかがでしたでしょうか?
これらの回答から分かることは、広告にあるような痛みの原因についての説明には一切医学的根拠はなく、効くといっても個人の感想に過ぎないことが分かりました。
あなたはこれでも、こうした商品を購入したいと思いますか?
私は、こうした回答が返ってくるだろうと予想していましたが広告のプロには何も知らない一般消費者は太刀打ちできません。
大きな期待を抱かせて、購買へと誘導させられるのです。あなたも、そんな経験があるのではないでしょうか。
では、なぜこうした商品が堂々と販売されているのだと思いますか?
答えは至極単純です。
儲かるからです。
そして、プラシーボ効果によって良くなったと感じる方が一定の割合で存在するのも継続販売される理由の一つです。(*プラシーボ効果とは偽薬にもかかわらず偽薬と知らない本人の期待感によって出る良い効果のこと)
日本という国は良くも悪くも商業主義社会です。
よほどの詐欺か、相手に脅されて買わされる以外は自己責任になってしまうのです。
ですから、消費者自身で賢くならなければいけないのです。
ババを掴まされないようにしよう。
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