咳・くしゃみで股関節が痛い!

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股関節痛の患者さんの中に、

「咳やくしゃみをすると股関節に痛みが響く」と、言われる方がいます。

どうしてこのようなことになるのでしょうか?

今回はその理由についてお話ししていきましょう。

私たちの体は頭から足先まで全身つながっています。

痛みの原因である筋肉も名称でこそ独立していますが、実際は筋連結という形でつながっています。(はっきりとした境界線が無い)

そのため、咳やくしゃみで生じた上半身の力の影響が股関節周囲にも及びます。

静かな池に石を投げ込めば、その波紋は周囲に広がります。

それと同じことが人体にも起きているのです。

筋肉に何も問題が無い人は、咳、くしゃみなどの影響は難なく吸収してくれるでしょう。

しかし、痛みを絶えず出しているような筋肉は、鋼のような硬さになっているため衝撃を吸収しきれません。

つまり、柔よく剛を制するということが出来ていないんです。

伝わってきた力の波は筋肉に揺さぶりをかけます。

そして、その刺激は痛覚閾値を容易に越えますので痛みを感じさせます。

これが、咳やくしゃみによる痛みが発生するメカニズムです。

当初、こういった悩みを訴えていた患者さんも当院の整体によって筋肉が健康改善され痛みを感じなくなっていきました。

もし、あなたがこういった痛みに悩まれているのでしたら、筋肉をほぐすことを優先的に治療を受けられると良いでしょう。

きっと楽になりますよ。

股関節痛の仕組みをもっと知りたい方は → 股関節痛の盲点をクリック

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