椎間板ヘルニア・手術をしても再発した痛みを克服
『岐阜市 70代 女性 』
この患者さんは、過去に椎間板ヘルニアの手術を経験しております。
腰部には、約6cmの手術跡が残っております。
手術直後は調子も良かったのですが、しばらくすると腰に痛みを覚えるようになってきました。
その後、知人の紹介にて来院されたのですが、痛みがひどいときは腰を曲げるにも一苦労で日常生活にも支障が出るほどでした。
椎間板ヘルニアの手術をした際、手術で取り除いたヘルニアを見せてもらったそうです。すると、あれほどの痛みを出していたものだからどれだけ凄いものかと想像をしていたら、実際は、想像とはかけ離れて小さな石ころのようで拍子抜けされたそうです。
「本当にこれがあの痛みの原因なの?」
私は、その話を聞いて椎間板ヘルニアの事実について説明したところ「やっぱり、あれは痛みの原因じゃなかったのね」と納得されました。
手術をしても、結局腰痛に悩まされることになってしまったのは本当の痛みの原因を治していなかったからです。本当の痛みの原因は、筋肉の過緊張に原因がありました。前屈をしても、床に指が届く気配が全くなかったのです。
現在、指があともう少しで床に届くぐらいまで体は柔らかくなりました。
もちろん、これまで悩まされていた腰の痛みはありません。
手術をしても痛みは再発してしまいましたが、正しい体のケアによってその痛みは克服することが出来ました。
手術後の再発に悩まされている方は、全く違った視点で椎間板ヘルニアの治療を検討してみてはいかがでしょうか。