注射が効かない頸肩腕症候群の痛みを改善
『一宮市 50代 男性』
当院に体の定期メンテナンスで通われている患者さんから、「私の知り合いで注射が効かないほどの痛みに悩まされている人がいるので紹介してもいいですか?」と相談を受けました。
私は、「それは大変ですね、早く手当を受けられるといいと思います。」と当院による施術をお勧めしました。
後日、その男性患者さんは紹介を受け来院となりました。
早速、カウンセリングを行うと痛みを感じてから一カ月ほどが経過し、病院にて治療を受けるものの全く改善の兆しが無かったとのことでした。
この写真は、症状がほぼ改善したときに撮影したものです。
初回は、痛みがあまりにも強いので姿勢撮影もできないほどだったのです。
元々スポーツがお好きで、体は普段から良く動かされているとのことでした。
ただ、今回のような痛みは初めてで最初の施術も途中で中断せざるを得ませんでした。
それほど、激烈な痛みだったのです。
しかし、私はこの患者さんの痛みを目の当たりにして「良くなる」ということを確信しておりました。私は、これまでも多くの激痛患者さんの痛みを改善してきた経験がありましたので今回もきっと良くなると思い、患者さんにはそのことをお伝えいたしました。
そして、約3週間通っていただいたところで痛みがほぼ改善したのです。
もちろん、それは私だけの力ではなく、患者さんによる自己療法の取り組みもあってのことです。
痛みの常識には多くの間違いがあります。特に慢性痛にとってそれは大変大きな問題です。
そして、その間違いによって治るべき痛みが治らなくなってしまうという問題が現実に起きているのです。しかし、それは患者さんが実際に経験してはじめて気が付くところでもありますので私としては歯がゆいところでもあります。