股関節痛は筋肉のトラブルが原因だ!
『愛知県 30代 女性』数年前より時折感じていた股関節痛。
本格的な痛みに変化してきたことが来院のきっかけとなりました。
この患者さんは、他の股関節痛患者さんに多く見られる「骨の変形」はないと診断を受けていました。
では、何が原因でこれほどの痛みを呈していたのでしょうか?
「来院時の症状」
□ 歩くときに痛い。
□ 寝ている時に股関節がつっぱる。(上向きで寝られない)
□ 足の爪を切るのが困難。
□ 車を乗り降りするときにスムーズに足が運べない。
□ 長く座っていると股関節周囲が痛くなる。
□ 動き始めに痛みを伴う。
これらは全て、筋肉の問題が原因で引き起こされていた症状になります。
股関節痛となると、「骨の問題」に関心が向きますが必ずしも骨のみが問題ではありません。
患者さんは、病院へかかれば股関節痛を解決してくれると期待して治療を受けますが、残念なことに骨や軟骨を重視するあまり筋肉の問題は存在しないかのような扱いになっています。
つまり、筋肉に問題があったとしても十分な治療を受けることが出来ないということです。
そのため、手術を受けたとしても痛みに悩まされるケースが少なくありません。(筋肉は手付かずなので)
私の経験上、ほとんどの股関節痛に筋肉が関与しているので、その筋肉の問題に触れない状態で治療をしている今の医療が不思議でなりません。