慢性痛は起きるべくして発症する
■慢性痛は偶然ではありません【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
慢性痛が慢性痛として、いきなり発症することはほとんどありません。(筋肉が原因の場合)
患者さんに話を聞くと、これまでにも何度か痛みを経験したことがあるとお聞きします。
では、なぜ今回は治ることなく慢性痛として続いているのでしょうか?
これは、慢性痛の仕組みが分かると理解できます。
慢性痛のきっかけとなる初期の段階では自然治癒力の働きもあって特に何もしなくても治ります。
しかし、痛みは治ったとしても筋肉の健康度は低下したままですので、いずれ自然治癒力では追い付かなくなる時が来ます。
ここからが本格的に慢性痛がスタートとなります。
本来であれば、最初の段階で痛みが治った時に体のメンテナンス習慣をつけていけば慢性痛に移行することはありません。
しかし、大半の方はまた同じ生活に戻ってしまいます。
すると、慢性痛の元である筋肉のトラブルは生活習慣によって引き起こされていますので、その生活の繰り返しによって自然治癒力では追い付かなくなる時が来るのです。
ですから、慢性痛を改善させるためには生活習慣を工夫することが必要になります。
実はこれまで多くの慢性痛を施術してきた経験から、長引く慢性痛ほど治療を受けるだけで改善するのは難しいことが分かっています。
治療と生活習慣改善(セルフケアを含む)の両輪でないと上手くいきません。
慢性痛が治りにくい理由の一つは、この自分でも努力しなければいけないところにあります。
自分自身の体と向き合い、生活習慣を改善していけば自然治癒力が応えてくれます。
ただ、患者さんは何をしていけばよいのか分からないと思いますので、専門家にサポートをしてもらうとよいでしょう。
一流のスポーツ選手ですらコーチによるサポートが必要なのですから、私たち一般人ならなおさらですね。
痛みの改善にもサポート役が必要です
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