ロキソニン⇒リリカ⇒トラムセット⇒次は?
■痛み止めに頼り過ぎていませんか?【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
通常、病院で行われている痛みの治療には「鎮痛薬」が使われます。
ロキソニン、ロルカム、ボルタレン等のいわゆる消炎鎮痛剤が最初に処方されることが多いです。
そして、消炎鎮痛剤が効かなくなるとリリカ等の神経障害性疼痛治療薬が処方されることになります。
しかし、これらの薬が効かなくなると次はトラムセットなどの非麻薬性疼痛治療薬が処方されます。
この薬は、モルヒネに似た作用を持つ薬で強い鎮痛作用を持っています。
当院へ来院される方にも処方されていることが少なくありません。
では、この薬が効かなかったらどうすればいいのでしょうか?
実は、これに対して答えがないことが問題です。
これは何を意味しているのかと言いますと、元々鎮痛薬とは「痛みを抑える薬」であって「痛みを治す薬」ではないからです。
ですから、いくら強力な薬を使ったところでそれで治るわけではありません。
つまり、鎮痛薬は一時しのぎにしか過ぎないので薬で治そうとする限りゴールは見えないということです。
大切なのは痛みの原因を治すこと。
もちろん、痛みを抑えること自体悪いわけではありません。
痛みを我慢するのも辛いですからね。
しかし、その痛みの原因を治さないで痛みを抑え続けても意味がないのです。
ただ、残念なことに一般的に行われている治療はこうした方法が主流となっています。
これでは、痛みに悩む患者さんが減らないのも当然です。
最初から、痛みの原因を治す治療が行われていないのですから。
したがって、あなたが病院へ訪れた際に、治療の内容が「薬だけ」だったら注意が必要です。
なぜなら、そこでは痛みの原因を治す治療が行われていない可能性が非常に高いからです。
建物がきれいとか、病院規模が大きいとか、看護師さんが可愛い(ん?)とか関係ありませんからね。
もう一点、先生が丁寧に対応してくれるから安心というのもあまり関係ありません。
丁寧な対応でも、治療が薬だけだったら結果は同じだからです。
あなたに必要なのは原因を治すことであり、抑え続けることではないのですから。
薬で治そうとすると泥沼にはまることもある
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