変形性股関節症の痛みに「リリカ」が処方される
■リリカを飲んでも治らないあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
「リリカ」は、神経障害性疼痛治療薬の商品名です。
最近、本当にこの「リリカ」がたくさん処方されています。
当院へ来院される方にも、かなりの確率でリリカが処方されていますから、名前を知っている人も多いのではないでしょうか?
当院は、慢性痛に悩まされている方が多くいらっしゃいますのでその傾向がより顕著なのだと思いますが、それにしても・・・という感じです。
私はこの流れを見ていると一抹の不安を感じずにはいられません。
その理由は、多くの患者さんが悩まされている痛みは「リリカ」が効くタイプの痛みではないからです。
リリカは神経の障害に効く薬。
筋肉が原因の痛みは神経痛の痛みとはメカニズムが全く違います。
仕組みが違うものにいくら強い薬を使っても効くはずがありません。
今回のタイトルにもなっていますが、変形性股関節症と診断されている患者さんに「リリカ」が処方されるなんていくらなんでも適当すぎると思います。
その方は、半年以上飲み続けているにも関わらず痛みは全く改善されていませんでした。
それもそのはず、股関節の痛みは侵害受容性疼痛であって神経障害性疼痛ではないからです。
しかも、患者さんは薬が効いていないにもかかわらず処方され続けていました。
一体、いつまで処方し続けるつもりなのでしょうか?
そして、当院で施術を受けたところ、股関節にあった刺すような痛みは改善されたとのこと。
半年以上飲み続けた薬が全く効果がなく、当院の施術をたった一回受けただけで効果が表れる。
これが痛みの原因を分かっているか、分かっていないかの違いです。
痛みの原因が分かっていない、しかも中止されることなく薬がジャンジャン処方されている現実に得体のしれない怖さがあります。
先日、来院された別の患者さんはなんと17種類もの薬が処方されていました。
17種類ですよ!17種類!しかも、70日分も!
もちろん、その中にもリリカは含まれています。
これはもう、病気を治そうとか、楽にしてあげたいとか、そんな次元の話じゃないですね。
薬を売るだけのセールスマンから身を守れ!
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