慢性痛の改善に電気治療はほとんど役に立たない
■電気治療は気休め?【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
あなたは痛みの改善のために電気治療を受けたことがありますか?
おそらく、「ある」とお答えになる方が多いのではないでしょうか。
電気治療とは、低周波や干渉波など、いわゆる体にピリピリと電気を流す治療のことを指します。
中には、超音波系のピリピリしないものもあります。
私のこれまでの経験上、慢性痛が電気治療で治るという印象はありません。
「ただ何となく形式的にやっている。」
そんな程度の認識です。
実際に体に電気がピリピリと流れるわけですから、何かしら治療を受けているような雰囲気は味わえます。
しかし、雰囲気を味わったからといって治るわけではなく、結果的にやらないよりはマシかな?といった程度のものがほとんどだったりします。
ではなぜ、電気治療では慢性痛を改善させることができないのでしょうか?
それは、電気治療では「筋肉のトラブル」を改善させるまでには至らないからです。
一言でいえば、役不足なのです。(軽度のものなら改善の余地あり)
こじれた筋肉のトラブルは、しっかりと手技(刺激)で介入しなければ変化させることは出来ません。
つまり、慢性痛は電気治療で治るような性質のものではないのです。
患者さんは専門家ではありませんから、勧められた治療は「自分に必要なもの」と思って治療を受けています。
しかし、電気治療を施す側はどうでしょうか?
「本当に治る」と思って、その治療を提供しているのでしょうか?
ベテランの先生ほど、電気治療の効果に疑問を感じているのではないでしょうか。
「電気治療を施す側とされる側の期待値はかなりかけ離れている。」
これが電気治療の実態ではないかと私は感じています。
電気治療で治れば苦労しない
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