ミニチュアダックス、ヘルニア手術で麻痺回避
■あなたの痛みはヘルニアが原因ではありません【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
本物の椎間板ヘルニアは麻痺を起こします。
痛みの場合は、椎間板ヘルニアが原因ではないとHPやブログで幾度となくお伝えしているとおりです。
しかし、世間では「痛みの原因は椎間板ヘルニアにある」という考えのもとで治療が行われています。
この間違った考えにより、治療がうまくいっていない患者さんが多くいらっしゃいます。
先日来院された患者さんからこんな話を聞きました。
家で飼っているミニチュアダックスフンドが突然歩けなくなったとのこと。
急いで、動物病院で診察を受けると「椎間板ヘルニアによる麻痺」と診断されました。
麻痺は一刻も争う症状ですので、緊急オペとなりました。(人の場合も同じです)
幸い、手術は成功して、ワンちゃんは無事歩けるようになったそうです。
私は、この話を聞いてあなたに伝えたいことは、これが本物の椎間板ヘルニアの症状であるという事です。
ヘルニアが神経を圧迫して痛みが出るという事はありません。
麻痺と痛みは全く別物です。
同時に出ることもありません。
なぜなら生理学的に起きている現象が全く違うからです。
痛みは、患部から脳へ電気信号が伝わります。
麻痺は、その信号がありません。
麻痺を起すと、感覚が無くなるわけですから動かすのはもちろんのこと、痛みなどの知覚もなくなります。
ですから、患部が「痛い」ということは、椎間板ヘルニアが原因ではないのです。
椎間板ヘルニアが原因とされた痛みは、全く別の所に本当の原因があります。
それは、筋肉(筋膜を含む)です。
筋肉は体のあらゆる慢性痛に関わっています。
なので、筋肉さえ治せば患者さんは救われるはずですが、残念なことに間違った概念がそれを阻んでいるのです。
間違いだらけのヘルニア治療
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