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神経の圧迫では、電気(痛み)信号は発しない

私たちの体には、微弱な電流が流れています。

その電流は、脳からの指令を各部位に伝えますが、逆に脳へ伝わる流れもあります。

私たちが感じている痛みも脳が受け取ったものになります。

これは、腰が痛いと感じていれば腰からの電気信号が脳に向けて発信されたということです。

では、その信号は何によって伝わるのでしょうか。

答えは、神経です。

神経がその役割を果たしているのですね。
(細かく言いますと腰部の痛覚受容器がその発信源です)

腰に限らず、どこかに痛みを感じているということは、そこからの信号が神経を介して脳に伝えていることになります。

痛みの信号が発せられる背景は色々あります。

生理活性物質による刺激。(ブラジキニン、プロスタグランジン)
温度による刺激。(熱傷、凍傷)
物理的刺激。(打撲、挫傷)
酸欠による刺激。(血流不足)  などなど。

様々な要因によって「痛み」という感覚を私たちは感じているわけです。

ところが、世間でよく言われている「神経が圧迫されているから痛い」というものには医学的な根拠が無いのをあなたはご存知でしたか?

私たちが痛みを感じるには、脳が電気信号を受け取る必要があります。

しかし、神経というものは圧迫を受けても電気信号を発しません。

つまり、電気信号を発しないわけですから痛みを感じることもないのです。

でも、実際は痛いじゃないかって思いますよね。

あれは、神経の圧迫ではなく、別の機序によって痛みを感じているのです。

では、神経は圧迫を受けると何が起こるのでしょうか。

神経は短時間の圧迫でしたら特に何かが起こるわけではありませんが、圧迫をし続けると神経の機能はマヒを起こします。(知覚の消失、筋脱力、筋委縮等)

痛みではありません。

生理学的にも痛みと麻痺は全く別物になります。

神経が圧迫されると痛いというのは、あくまでもイメージが先行した間違った認識なんです。

ところが、医療機関では以下のような説明をされることがよくあります。

「神経が圧迫されているから痛いんですよ。」

あなたも一度は、このような説明をうけたことがあるのではないでしょうか。

誰が想像できるでしょうか。

実は、これが間違っていたなんて・・・。

患者さんは、痛みの診断に間違いがあるなんて想像つくはずがありません。

医療に携わっている人たちでさえ気づいていないのだから。

こんな環境下で慢性痛を治そうとしているわけですから状況はとても深刻です。

あなたの慢性痛が治らないのも、こうした痛みに対する間違った認識が根本にあるからなのです。



正しい治療は正しい知識を得ることから始まる

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