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慢性痛専門整体 爽快館


捻挫と腰痛、どちらも痛いけど・・・

痛みというものにはそれぞれの特性があり、その種類によっては治療法も正反対となっております。

痛みという知覚感覚は同一でも、体の中で起きている現象は違うのです。

例えば、捻挫で痛めた足首と日頃から感じている腰痛とを比べてみましょう。

捻挫は組織の損傷を伴う「急性痛」に分類されます。

そして、慢性腰痛との一番の違いは「炎症の有無」が挙げられます。

捻挫は、腫れなどが生じることで炎症があることが分かります。

反対に慢性腰痛には炎症はありません

この両者の違いである「炎症」ですが、発赤、腫脹、発熱、疼痛、(機能障害)がその炎症の定義とされております。

したがいまして、この両者の痛みに対する治療も全く違うものになります。

捻挫は冷やした方がいいですが、慢性腰痛は温めた方がいいです。

捻挫は安静が必要ですが、慢性腰痛に安静は禁物です。

痛みの治療としてスタンダードなものに鎮痛剤(痛みどめ)があります。

痛みどめは基本的に慢性痛の改善には不向きです。

理由は、痛みどめの薬理作用を考えると分かります。

一般的に処方される痛みどめの多くは「プロスタグランジン合成阻害剤」であります。

プロスタグランジンは体内の生理活性物質なのですが、このプロスタグランジンは血管を拡張させる働きがあります。(血流を高める)

しかし、その代り痛みを増強させる役割も持っております。

薬はその痛みを抑えるわけですから、一見正しいようにも思います。

ですが、慢性腰痛というのは特に血流が重要な要素なのでいつまでも抑え続けるわけにはいきません。

また、プロスタグランジンは胃の粘膜保護作用にも関与していますので、なおさら抑え続ける(飲み続ける)わけにはいかないのです。

病院で痛みどめが処方された時は胃薬も一緒に処方されますが、その理由はここにあります。

「痛み」と一言で言っても急性痛と慢性痛とでは正反対の性質を持っていますので、適切な治療を受けないと治るどころか悪化する可能性があるのです。



痛みの特性に合った治療を受けてくださいね。

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