ぎっくり腰の痛みはどこから?
ぎっくり腰は強烈な痛みですが比較的短期間で良くなるので急性痛に分類される痛みになります。
このぎっくり腰というのは何がどうなってしまっているのでしょうか?
実は、ぎっくり腰というのは一般名称で正式な病名ではありません。
そして、痛みの震源地もはっきりした結論が出されているわけではありません。
診断する医師によって、見解はまちまちです。
私の経験では、ぎっくり腰の痛みは主に筋肉から発せられているのではないかと考えています。
理由は、腰部の筋肉が異常な緊張をしており、動かそうとすることで激痛が走るからです。
書籍によっては腰椎関節の捻挫が挙げられていますが、捻挫というのはよほどの外力が加わらない限り起こるものではありません。
また、筋肉に打つトリガーポイント注射がよく効くことからも、ぎっくり腰が筋肉の障害であることを確信させます。
そして、ぎっくり腰は全く動かないでいるよりも、日常生活ができる程度なら動いた方が早く治ります。
動いた方が早く治るということからも筋肉の緊張が関与している証拠の一つです。
捻挫だとしたら、動かせばむしろ悪化していきますからね。
こうした様々な事実から、ぎっくり腰は筋肉の障害であると私は考えているわけです。
となると、ぎっくり腰の手当も筋肉の緊張を取ることに専念すればいいことになります。
実際に、施術を行うことで劇的に快復することもあります。
ただ、ぎっくり腰というのは再発の可能性が高いですので、良くなった後でも腰回りの筋肉を手入れして予防を心がけた方が良いでしょう。
ぎっくり腰はクセになるのではなく原因がそのままだから
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