愛知県江南市の爽快館はヘルニア/坐骨神経痛/膝・股関節痛などの長引く痛み専門整体院です。

体はどうしてゆがむのでしょうか。

骨盤がずれるから？　背骨が曲がっているから？

実はどちらも正しいようで正しくはありません。

確かに、レントゲンを撮影すればゆがみの状態は一目瞭然です。

画像を見て判断する限り、骨が悪いと解釈してしまうのも仕方がありませんが、本当に骨が悪いのかと言えばそうではありません。

骨盤のゆがみ、背骨の曲がりは、単にその状態を表しているにすぎないのです。

どういうことかと言いますと、骨というのは独りでに動くことは無く、動かすには必ず筋肉の働きが必要になります。

あなたが前屈することで背骨は前に曲がることになります。

その時、この状態を骨だけでみた場合は確かに骨だけが動いているように見えます。

しかし、その背骨を前に曲げているのは、腹筋、背筋などの筋肉が働くことによってその動きができているのです。

つまり、体を動かすには骨単独では動かせないということです。

したがって、骨盤がずれているように見えるのも、それは筋肉の働きがそうさせているのであって骨盤が勝手にずれているわけでもなく、姿勢が猫背になっていくのも背骨が勝手に曲がっていくわけではないのです。

必ずそうした見た目の変化には、筋肉の働きが関与していることになるのです。

ですから、そうしたものを改善させるには対象を骨ではなく、筋肉にしなければなりません。

レントゲン検査を行うと、首がストレートネックだったり、逆カーブを描いていたりすることがあります。

しかし、こうしたゆがみも筋肉の調整を行うことで修正が可能になります。

体のゆがみは治せるのです。

よくテレビなどのパフォーマンスで、一回の施術でゆがみが改善するような印象を与えていますが実際はそんなことはありません。

家路に帰る頃には、すっかりそのゆがみは元に戻っています。

いや、もしかすると、数分後には戻っているかもしれません。

長年の習慣によって築き上げられたゆがみはそう簡単に改善できるものではありません。

正しい調整と根気によってはじめて達成できるものなのです。



たかがゆがみ、されどゆがみ

2013年05月07日 更新