長年にわたって続いた常識の壁は厚い
■ヘルニアが気になる人へ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院-爽快館】
頸椎ヘルニアに悩まされていた患者さんの話です。
肩から手先までのしびれと痛みがあったのでMRI撮影を行ったところ、ヘルニアが見つかりました。
病院では、これらの症状の原因は「頸椎ヘルニア」によるものと診断。
この患者さんは病院でそのように診断されていたので、自分の症状はこのヘルニアのせいなんだと思い込んでいました。
その後、病院で治療を受けるものの一向に回復せず、自分の症状について詳しく知ろうとインターネットで調べることにしました。
そして、色々調べていくうちに爽快館のHPに目がとまり、新しい考え方に興味を抱き来院の運びとなったのです。
施術そのものにかかった期間は二カ月ほど。
その後、数か月が経過した時点で再度来院されましたが、しびれや痛みによる症状はほぼ改善していました。
よいコンディションは保っており、メンテナンスがてらに施術を受けられていきました。
そこで、私は質問をしてみました。
「ヘルニアのことはまだ気になりますか?」と。
私は、もうてっきり気になっていないかと思っていたのですが返事を聞く限りそうではありませんでした。
痛みは無いものの、ヘルニアの存在は気になるそうです。
これは予想に反していた答えでした。
施術によって症状を改善させた人でさえそうなのだから、普通の人はヘルニアの矛盾している事実すら頭に入らないのではないかと思いました。
「ヘルニアの呪縛」がいかに強力なものであるかと痛感せずにはいられません。(ヘルニアの呪縛とはヘルニアが痛みの原因であるとする考え方)
ヘルニアに対する思い込みは、これまで正しいとされてきた常識の間違いに気付く人が増えていかない限り変わっていくことはないでしょう。
そして、その大きな流れの中では改善に恵まれる患者さんの数も限られています。
でも、それは仕方がないことかもしれません。
現在は間違った情報の方が大量に飛び交っていますので、その中から正しい情報を見つけるのは難しい時代なんだと思います。
玉石混交の情報社会
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