鎮痛薬は今の痛みを、整体は先の痛みを
■早く痛みを治したいと焦っているあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院-爽快館】
鎮痛薬(痛み止め)は、つらい時には便利なお薬ですよね。
もちろん、薬が効かない時もありますが薬が効けば助かります。
でも、鎮痛薬って、その時その時だけで薬の効果が切れれば痛みはまた出てきます。
それは何故?
その理由は、薬は痛みを抑えているだけで治しているわけではないからです。
では、痛み止めを飲み続ければ痛みを抑え続けることは出来る?
いいえ。
薬は飲み続けることで体に耐性がついていきますので同じ用量ではいずれ効かなくなる時が来ます。
副作用もありますのでいつまでも飲み続けるわけにはいきません。
薬で痛みを抑え続けようとする限りゴールは見えないのです。
でも、医療機関では「薬を出すだけで終わり」ってことよくありますよね。
でもこれは、珍しいことではなくごく当たり前に行われていることです。
その場しのぎの手当てに終始しているから、世間には痛みに悩まされている患者さんが大勢いるといえるでしょう。
患者さんは痛みを治したくて行っているのに、これじゃあいかんですよね~。
では、整体はどうなのでしょうか?
これはあくまで当院の場合ですが、整体はその日の今の痛みを抑えるために行っているのではありません。
今の痛みが出なくなるよう、その先の痛み、三カ月後の痛み、将来の痛みまで見据えて施術(指導)を行っています。
もの凄く乱暴な言い方をすれば、今その瞬間の痛みを改善させるために行っているのではないのです。
私は、患者さんにはいつも「筋肉の質を変えることで痛みは改善できる」と説明しています。
つまり、一回毎の施術結果にフォーカスしていないのです。
長期目線なんです。(特に慢性痛は)
仮に、3ヵ月間筋肉にとってプラスの要素を積み上げた結果どう変化したか?というように将来の結果にフォーカスしているのです。
その場その場ではなく、先を見据えたうえでの整体ということになります。
もちろん、その中にはセルフケアも含まれます。
ですから、注射や薬のように治療を受けてすぐ改善!なんてことにはなりません。
でもそれは、痛みの本質を理解しているからこそ、整体ではそうなのであってすぐに改善しないのが悪いわけではありません。
例えば、筋肉トレーニングを一日だけしたところで一日で筋肉は付きません。
これは整体も同じで、一回だけ施術を受けたとしても筋肉の質までは変わらないのです。
(場合によっては一回で楽になることもありますが質の変化までは至ってません)
私は治療家として様々な角度から慢性痛の特性を研究してきました。
その結果、慢性痛には「筋肉」が大きく関わっていることが分かりました。
そして、慢性痛を抱えている筋肉は痛みの無い筋肉と比べて違いがあることも分かりました。
それが、「コリ」「硬縮」「硬直」「攣縮」といった形で筋肉の質の劣化を示しているのです。
それらの状態から本来の健康な筋肉を取り戻すためには先を見据えた整体(指導)が必要です。
私が「姿勢を気を付けましょう。」「歩き方を正しましょう。」と言っているのも全て「筋肉の質の向上のため」であることに帰結します。
ボール療法も本来なら、今の痛みを取るためではなく、筋肉の質を変えるための作業であることが本来の目的です。
ですから、その時のボール療法で痛みが取れるか取れないかは大きな問題ではありません。
(痛みが取れればそれはそれで良いですがそれが目的ではありません)
それらを継続した結果、痛みはどう変化したか?に重きを置いているのです。
継続してこそ筋肉の質は変えられる
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