本気力が治癒力になる
昨日まで痛くなかったはずなのに、どうも今日はおかしい。
そして、しばらくすると何事も無かったかのように痛みは自然と治まる。
しかし、またある日、やっぱり調子が悪い。
しかも、今回は前のように痛みがすぐに治まらない。
あなたが慢性痛をもっていたとしたら、こんな経緯をたどって今に至っているのではありませんか?
初診時において、患者さんと話をしていると今の痛みはいきなり始まったわけではなく、上記のような経過をたどっている方がほとんどです。
では、病気のスタート地点はどこになると思いますか?
痛みが本格的に始まったとき?
痛みを最初に感じた時?
答えは、痛みを感じ始めた時ですね。
もっと言えば、その前から始まっているとも言えます。
痛みを感じ始めた当初はすぐに治まるため、ここでしっかり治しておこうと思う人はほとんどいません。
どうしようもならなくなった時、はじめて人は助けを求めて行動します。
ということは、治療をスタートした時点では体の状態もそれなりになるので改善にもそれなりの時間がかかります。
ですが、患者さんの中にはそういった事情を知らない方も多いので、治療を開始した時点からすぐに症状の改善を求めてしまいがちです。
しかし、そうした希望はほとんどの場合において叶うことはなく、せっかちな人ほど治らないとあきらめてしまいます。
これは、本当にもったいないことです。
慢性痛は急性痛と違い、時間をかけて悪化させてきたという経緯があります。
ですので、改善させるにもそれなりの時間が必要というわけです。
一刻も早く痛みを改善させたい気持ちはよく分かります。
患者さんの中にはいつになればこの痛みが無くなるのかと聞かれる方もいます。
不安なんですよね。
終わりが見えない痛みを我慢し続けてきたわけですから。
では、これからもその痛みと縁が切れないのかと言えばそうではなく、必要な道順をしっかり踏まれた方は結果が後からついてきます。
体は、自然治癒力が常に働くことで治るように出来ています。
しかし、その治る力よりも、治る力を低下させている要因の方が大きいから慢性痛が続いてきたわけです。
体だって、いつまでもその人に痛みを味わせたいなどとは思っていないはずですから、その痛みを体からのSOSとして捉え、そのSOSが何によって出ているのか自分に問うことも必要でしょう。
無理はしてこなかったか?
薬に頼り過ぎていなかったか?
睡眠はちゃんととれていたか?
不満を抑え込んでいないか?
私の経験上、重症だから治るのが遅いということはありません。
むしろ、病院でダメ、他の治療院でもダメという人ほど真剣に取り組むことで早く結果を出すこともあります。
そして、この傾向は何も病気治しだけに当てはまるわけではありませんね。
結局、結果と言うのは本気になってその問題に取り組むのかそうでないのかの違いだけなんだと思います。
改善の決め手は本気度!
そして、しばらくすると何事も無かったかのように痛みは自然と治まる。
しかし、またある日、やっぱり調子が悪い。
しかも、今回は前のように痛みがすぐに治まらない。
あなたが慢性痛をもっていたとしたら、こんな経緯をたどって今に至っているのではありませんか?
初診時において、患者さんと話をしていると今の痛みはいきなり始まったわけではなく、上記のような経過をたどっている方がほとんどです。
では、病気のスタート地点はどこになると思いますか?
痛みが本格的に始まったとき?
痛みを最初に感じた時?
答えは、痛みを感じ始めた時ですね。
もっと言えば、その前から始まっているとも言えます。
痛みを感じ始めた当初はすぐに治まるため、ここでしっかり治しておこうと思う人はほとんどいません。
どうしようもならなくなった時、はじめて人は助けを求めて行動します。
ということは、治療をスタートした時点では体の状態もそれなりになるので改善にもそれなりの時間がかかります。
ですが、患者さんの中にはそういった事情を知らない方も多いので、治療を開始した時点からすぐに症状の改善を求めてしまいがちです。
しかし、そうした希望はほとんどの場合において叶うことはなく、せっかちな人ほど治らないとあきらめてしまいます。
これは、本当にもったいないことです。
慢性痛は急性痛と違い、時間をかけて悪化させてきたという経緯があります。
ですので、改善させるにもそれなりの時間が必要というわけです。
一刻も早く痛みを改善させたい気持ちはよく分かります。
患者さんの中にはいつになればこの痛みが無くなるのかと聞かれる方もいます。
不安なんですよね。
終わりが見えない痛みを我慢し続けてきたわけですから。
では、これからもその痛みと縁が切れないのかと言えばそうではなく、必要な道順をしっかり踏まれた方は結果が後からついてきます。
体は、自然治癒力が常に働くことで治るように出来ています。
しかし、その治る力よりも、治る力を低下させている要因の方が大きいから慢性痛が続いてきたわけです。
体だって、いつまでもその人に痛みを味わせたいなどとは思っていないはずですから、その痛みを体からのSOSとして捉え、そのSOSが何によって出ているのか自分に問うことも必要でしょう。
無理はしてこなかったか?
薬に頼り過ぎていなかったか?
睡眠はちゃんととれていたか?
不満を抑え込んでいないか?
私の経験上、重症だから治るのが遅いということはありません。
むしろ、病院でダメ、他の治療院でもダメという人ほど真剣に取り組むことで早く結果を出すこともあります。
そして、この傾向は何も病気治しだけに当てはまるわけではありませんね。
結局、結果と言うのは本気になってその問題に取り組むのかそうでないのかの違いだけなんだと思います。
改善の決め手は本気度!
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