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慢性痛専門整体 爽快館


発熱の意味を知ろう

あなたは風邪をひいて熱が出た時、どのような対処をされていますか?

そのままにしていますか?氷枕ですか?それとも、お薬で熱を下げていますか?

もしかして、熱は悪いものだからということで、安易に解熱剤を使用して熱を下げたりしていませんか?

これは、NOであればいいのですがYESという方はちょっと注意していただきたいと思います。

この風邪をひいたときに出る「熱」というのは、実は体にとって悪いものではありません。

体に悪いどころか、むしろ治るためには必要なものと言ってもいいくらいです。

一昔前の常識では、熱はすぐに下げるものとしていたようですが、最近ではむしろ安易な解熱は避けるべきとされています。

それは、なぜでしょうか?

理由は、熱というのはウイルスの働きを弱め、免疫力を高めるために必要なものだからです。

ですから、風邪をひいて熱が出るというのは熱そのもので体を傷めているわけではなく、むしろ治すために必要で熱が出ているのです。

したがって、風邪を治すために熱を下げてしまうとウイルスが排除しきれなくなり、かえって風邪を長引かせてしまうことにもなりかねません。

私が以前、勤めていた病院に来ていた患者さんなんですが、その方は日ごろから咳払いをちょくちょくしていました。

そして、私が最後に目にした数日後その方は肺炎で亡くなってしまったのです。

私は、その話を聞いたとき、とてもショックを受けました。

数日前までは、表面上元気にしているように見えたからです。

高齢者が肺炎で命を落とすことは珍しいことではないのですが、この患者さんのように知らずして肺炎にかかっているケースが少なくないのです。

なぜ、このようなことになってしまうのでしょうか?

通常、若い人が肺炎になるほど風邪を引けばかなりの発熱があります。

しかし、高齢者の場合は熱が出ないこともあるのです。

先ほど、熱は体を治すために必要なものとして出ているのだと申し上げましたが、まさにその通りで高齢者は体力や免疫力の低下によって熱を出したくても出せないのです。

そして、体に侵入してきた外敵(ウイルス)はそのまま体の中で繁殖し続け、ついには罹患者を死に至らしめてしまうのです。

ですから、風邪をひいたときの安易な解熱剤の使用は慎むべきなんです。

熱があるときは、確かに体はだるいです。

そのだるさから解放されたくて、解熱剤を使いたいという気持ちは分からなくもありません。

ただ、熱の本質を知ってて使うのと知らないのとでは意味が違うと思います。

知らないで使い続けるほど怖いものはありません。

また、解熱剤以外にも風邪薬というのは、風邪を根本的に治すものではなく、あくまでも症状の緩和が目的なのですが、風邪薬のCMを見ているといかにもその薬が風邪を治すかのように錯覚させているのでとても紛らわしいです。

制作サイドは、都合良く勘違いしてもらうことが目的なのかもしれませんが・・。

最終的には、消費者側の判断力にかかっているので、自分たちでも正しい知識を身につけていく姿勢が大切です。



早めの風邪薬なんて治す機会を奪っているんじゃないの?とツッコミたくなります。

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