股関節が痛くて伸ばせない!(伸展制限)
股関節痛患者さんに見られる動作パターンの一つに「股関節の伸展制限」というものがあります。
股関節の可動域は、曲げることよりも伸ばすことの方が角度が浅く、股関節というのは元々そのようにしか動かすことができません。
そういった影響があるからか、股関節痛患者さんは知らず知らずして伸ばさないことが癖になり、より一層伸展制限をつくってしまう可能性があります。
筋肉は、日ごろから伸ばしておかないと縮こまって硬くなります。
長年にわたって、その動作を繰り返したことが筋肉を固める原因になるのですが、患者さんはそのことに気が付くことが出来ません。
理由は筋肉は少々硬くなるだけでは症状が出ないからです。
そして、いよいよというところになるまで硬くなる現象は進行していきます。
ある日、痛みを感じた時、その筋肉の硬直度はかなりのものになっているのです。
しかし、最初のころに感じる痛みはすぐに治まることもあるので本格的に痛みが出るまで筋肉の硬直度はしばらく続きます。
筋肉の硬直度がMAXに達したとき、そこで「慢性的な股関節痛」として患者さんを悩ませはじめるのです。(この頃には骨も変形し始めていると思われます)
最初は、だましだましで放置していた痛みもこうなると無視できませんので病院へ駆け込むのですが、ここに至るまで年単位の時間を要しているはずですから、治すにもそれ相当の時間が必要になります。
患者さんは、痛みを感じはじめて二年が経過したとしたら病歴も二年と思われがちですが実際は違います。
筋肉の硬直が水面下で進んでいる期間を含めると、本当の病歴はもっと長くなるのです。
これは、どの慢性痛にも言えることなのですが治すためには時間が必要です。
あせらないで、じっくり痛みの原因を治していくことが結局は一番の近道だったりします。
話を股関節に戻しますが、あなたが股関節痛を抱えていたとします。
鏡を見て、体を真横にして良い方の足を一歩を踏み出してみてください。
そして、そこで止めます。
踏み出していない側の脚は、骨盤に対して伸展できて(伸ばせて)いますか?
もし、これができないとしたら、これができることを目標に治療を受けられると良いでしょう。
慢性痛を改善させるヒントはあなた自身の体の使い方にあります。
つまり、あなたの努力次第で改善させることもできるのです。
悪くなるにも理由、良くなるにも理由がある
股関節の可動域は、曲げることよりも伸ばすことの方が角度が浅く、股関節というのは元々そのようにしか動かすことができません。
そういった影響があるからか、股関節痛患者さんは知らず知らずして伸ばさないことが癖になり、より一層伸展制限をつくってしまう可能性があります。
筋肉は、日ごろから伸ばしておかないと縮こまって硬くなります。
長年にわたって、その動作を繰り返したことが筋肉を固める原因になるのですが、患者さんはそのことに気が付くことが出来ません。
理由は筋肉は少々硬くなるだけでは症状が出ないからです。
そして、いよいよというところになるまで硬くなる現象は進行していきます。
ある日、痛みを感じた時、その筋肉の硬直度はかなりのものになっているのです。
しかし、最初のころに感じる痛みはすぐに治まることもあるので本格的に痛みが出るまで筋肉の硬直度はしばらく続きます。
筋肉の硬直度がMAXに達したとき、そこで「慢性的な股関節痛」として患者さんを悩ませはじめるのです。(この頃には骨も変形し始めていると思われます)
最初は、だましだましで放置していた痛みもこうなると無視できませんので病院へ駆け込むのですが、ここに至るまで年単位の時間を要しているはずですから、治すにもそれ相当の時間が必要になります。
患者さんは、痛みを感じはじめて二年が経過したとしたら病歴も二年と思われがちですが実際は違います。
筋肉の硬直が水面下で進んでいる期間を含めると、本当の病歴はもっと長くなるのです。
これは、どの慢性痛にも言えることなのですが治すためには時間が必要です。
あせらないで、じっくり痛みの原因を治していくことが結局は一番の近道だったりします。
話を股関節に戻しますが、あなたが股関節痛を抱えていたとします。
鏡を見て、体を真横にして良い方の足を一歩を踏み出してみてください。
そして、そこで止めます。
踏み出していない側の脚は、骨盤に対して伸展できて(伸ばせて)いますか?
もし、これができないとしたら、これができることを目標に治療を受けられると良いでしょう。
慢性痛を改善させるヒントはあなた自身の体の使い方にあります。
つまり、あなたの努力次第で改善させることもできるのです。
悪くなるにも理由、良くなるにも理由がある
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