骨の変形と痛みは無関係
ストレッチを無理した際に股関節を痛めた方がいらっしゃいました。
ストレッチは、痛みを感じたら緩めなければいけないのですが、患者さんはそのことを知りつつも無理をして続けたそうです。
そして、それ以降痛みが強くなり、歩けないほど痛みが広がってしまいました。
あまりの痛みが心配になったので整形外科を受診すると「変形性股関節症」と診断されました。
私が診させていただいた段階では、写真を見る限りではきれいな球形ではないものの、そこまで悪い状態とも思えませんでした。
そこで、この患者さんよりもっと変形の程度が強い写真を例に示して、
「この状態でも痛みはないのですよ。」と説明し、急に悪化した痛みの原因は別にあるとお話ししました。
患者さんは説明に納得してしばらく整体を続けることにしました。
すると、約一カ月ほど経過した頃、あれほどの激痛だった痛みも徐々に改善し杖をつけば歩行できるほどまでになりました。
この患者さんは骨に変形があるからといってそれが痛みの原因ではないということを肌で実感することが出来たのです。
患者さんは言います。
私から聞いた話を知らなかったら、たぶん手術を受けていたかもしれないと。
確かにそうかもしれません。
歩けないほどの痛み。
そして、股関節が変形しているという事実。
医師から「痛みの原因は股関節の変形にあります。」と言われたのですから、例え手術を受けることになってもおかしなことではありません。
しかし、それは「骨に原因があるなら」という話が前提になります。
実際は違いました。
骨に変形があるからといって痛みがあるとは限らない。
骨の変形が強いからといって痛みが強いとは限らない。
これが事実なのです。
この患者さんは、自分の体で体験することでそれをより深く理解することが出来ましたが、理解するのが患者さんだけではいけませんね。
もっと多くの人に、この事実に気づいてもらわないと!
ストレッチは、痛みを感じたら緩めなければいけないのですが、患者さんはそのことを知りつつも無理をして続けたそうです。
そして、それ以降痛みが強くなり、歩けないほど痛みが広がってしまいました。
あまりの痛みが心配になったので整形外科を受診すると「変形性股関節症」と診断されました。
私が診させていただいた段階では、写真を見る限りではきれいな球形ではないものの、そこまで悪い状態とも思えませんでした。
そこで、この患者さんよりもっと変形の程度が強い写真を例に示して、
「この状態でも痛みはないのですよ。」と説明し、急に悪化した痛みの原因は別にあるとお話ししました。
患者さんは説明に納得してしばらく整体を続けることにしました。
すると、約一カ月ほど経過した頃、あれほどの激痛だった痛みも徐々に改善し杖をつけば歩行できるほどまでになりました。
この患者さんは骨に変形があるからといってそれが痛みの原因ではないということを肌で実感することが出来たのです。
患者さんは言います。
私から聞いた話を知らなかったら、たぶん手術を受けていたかもしれないと。
確かにそうかもしれません。
歩けないほどの痛み。
そして、股関節が変形しているという事実。
医師から「痛みの原因は股関節の変形にあります。」と言われたのですから、例え手術を受けることになってもおかしなことではありません。
しかし、それは「骨に原因があるなら」という話が前提になります。
実際は違いました。
骨に変形があるからといって痛みがあるとは限らない。
骨の変形が強いからといって痛みが強いとは限らない。
これが事実なのです。
この患者さんは、自分の体で体験することでそれをより深く理解することが出来ましたが、理解するのが患者さんだけではいけませんね。
もっと多くの人に、この事実に気づいてもらわないと!
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