慢性痛克服は自分を変えることが肝となる
関節痛などの痛みを治すために病院で診察を受けると、ほとんどの場合で鎮痛薬が処方されます。
この鎮痛薬には痛みの原因を治す役割はありませんので、薬の効果が切れると痛みはまたぶり返すことになります。
使い方を誤ると悪化することもあります。
悪化する理由の一つは、体は痛みという警告信号で注意を促すわけですが、その痛みが感じなくなるため無理をきかせることが出来ます。
すると、本来なら痛みで取れないはずの行動も容易になります。
しかし、体への負担はさらに蓄積されることになるのです。
それは薬の効果が切れたとき痛みが表面化することで分かります。
さて今回は、慢性痛が治りにくい理由を心理面からも考えていきたいと思います。
痛みどめは痛みがつらいときに、その痛みを抑えてくれることで体も心も楽になる便利なものです。
ですが、この楽になるという体験が後々の慢性痛にとってやっかいなことにつながる可能性もあります。
痛みどめは、急性痛などの痛みには有効であると言えますが、慢性痛にはかえって悪いのではないかという印象を私は持っております。
理由は先ほども述べましたように、痛みの原因を治すものではないということと、薬の副作用によって胃腸を荒らすことがあるからです。
そして、薬を使って楽になったという体験があるため、薬を使わないで治すという発想になりにくいのも弊害の一つと言えるでしょう。
慢性痛を治すには患者さん自身の変化が必要です。
(行動パターン、意識改革、自己療法など)
しかし、薬で痛みを緩和させる方法は自分を変える必要がありません。
飲むだけでいいですから簡単です。
長年、慢性痛に悩まされている人ほど行動を変える必要があるのですが、人は自分を変えることがとても苦手な動物なので、現実問題として慢性痛を改善するのは難しい。
楽な方に流されやすいのも治癒を遠ざける要因です。
*自己療法をめんどくさいと感じる
*自分の健康より優先してしまうものがある
*神技的な治療法を求める
このような考え方は治癒を阻害してしまうんですね。
慢性痛のほとんどは感染症のように外から痛みの原因(菌)が体に入ってきたものではありません。
体の内側から発生したものです。
ですから、外から入ってきたものに対しては抗生物質で排除できるのかもしれませんが、内部から発生したものは内部から治さなくてはいけません。
慢性痛を克服してきた患者さんは例外なしに自分の行動に何らかの変化が生まれています。
それが施術との効果と相まって、さらにその効果を高めていくのです。
実際、そこまでしないと慢性痛の克服という高いハードルは越えることが出来ません。
元々治りにくいから慢性痛と呼ばれているわけですからね。
慢性痛は治療だけではどうにもならないことがよくあります。
ですが、ほとんどの患者さんは治してもらうために病院へかかります。
しかし、慢性的は病院にかかるだけでは治らない体験も同時にしていると思います。
ここで症状を改善させるためのキーポイントが、自分を変えることです。
薬や健康食品は自分を変える必要がありません。
初期の段階で痛みが楽になった体験をすると、次もまた同じような行動をとります。
しかし、今回は以前のように楽にはならないものです。
たとえ強い薬に変えたとしても結局は同じことの繰り返し。
ですから、これではいけないと気が付いた患者さんが行動を変えていくと、慢性痛たらしめていた悪循環に変化が出てくるんですね。
慢性痛改善は、いかにこの段階まで持ってくるかが勝負なのかもしれません。
行動が変わればきっと良くなる
この鎮痛薬には痛みの原因を治す役割はありませんので、薬の効果が切れると痛みはまたぶり返すことになります。
使い方を誤ると悪化することもあります。
悪化する理由の一つは、体は痛みという警告信号で注意を促すわけですが、その痛みが感じなくなるため無理をきかせることが出来ます。
すると、本来なら痛みで取れないはずの行動も容易になります。
しかし、体への負担はさらに蓄積されることになるのです。
それは薬の効果が切れたとき痛みが表面化することで分かります。
さて今回は、慢性痛が治りにくい理由を心理面からも考えていきたいと思います。
痛みどめは痛みがつらいときに、その痛みを抑えてくれることで体も心も楽になる便利なものです。
ですが、この楽になるという体験が後々の慢性痛にとってやっかいなことにつながる可能性もあります。
痛みどめは、急性痛などの痛みには有効であると言えますが、慢性痛にはかえって悪いのではないかという印象を私は持っております。
理由は先ほども述べましたように、痛みの原因を治すものではないということと、薬の副作用によって胃腸を荒らすことがあるからです。
そして、薬を使って楽になったという体験があるため、薬を使わないで治すという発想になりにくいのも弊害の一つと言えるでしょう。
慢性痛を治すには患者さん自身の変化が必要です。
(行動パターン、意識改革、自己療法など)
しかし、薬で痛みを緩和させる方法は自分を変える必要がありません。
飲むだけでいいですから簡単です。
長年、慢性痛に悩まされている人ほど行動を変える必要があるのですが、人は自分を変えることがとても苦手な動物なので、現実問題として慢性痛を改善するのは難しい。
楽な方に流されやすいのも治癒を遠ざける要因です。
*自己療法をめんどくさいと感じる
*自分の健康より優先してしまうものがある
*神技的な治療法を求める
このような考え方は治癒を阻害してしまうんですね。
慢性痛のほとんどは感染症のように外から痛みの原因(菌)が体に入ってきたものではありません。
体の内側から発生したものです。
ですから、外から入ってきたものに対しては抗生物質で排除できるのかもしれませんが、内部から発生したものは内部から治さなくてはいけません。
慢性痛を克服してきた患者さんは例外なしに自分の行動に何らかの変化が生まれています。
それが施術との効果と相まって、さらにその効果を高めていくのです。
実際、そこまでしないと慢性痛の克服という高いハードルは越えることが出来ません。
元々治りにくいから慢性痛と呼ばれているわけですからね。
慢性痛は治療だけではどうにもならないことがよくあります。
ですが、ほとんどの患者さんは治してもらうために病院へかかります。
しかし、慢性的は病院にかかるだけでは治らない体験も同時にしていると思います。
ここで症状を改善させるためのキーポイントが、自分を変えることです。
薬や健康食品は自分を変える必要がありません。
初期の段階で痛みが楽になった体験をすると、次もまた同じような行動をとります。
しかし、今回は以前のように楽にはならないものです。
たとえ強い薬に変えたとしても結局は同じことの繰り返し。
ですから、これではいけないと気が付いた患者さんが行動を変えていくと、慢性痛たらしめていた悪循環に変化が出てくるんですね。
慢性痛改善は、いかにこの段階まで持ってくるかが勝負なのかもしれません。
行動が変わればきっと良くなる
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