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中腰はなぜ痛くなる?

草取りやかがみ仕事などを続けていると、そのうち腰が痛くなることはありませんか?

そして、立ち上がると

「アー、イタタタ。」

なぜ、中腰姿勢を続けていると腰が痛くなるのでしょうか?

骨が変形しているから?

それとも、神経を圧迫したから?

いえ、いえ、どちらも正解ではありません。

答えを一言でいうと「筋肉に無理をさせ続けたから。」なんです。

この筋肉に無理をさせるというのは、専門用語で言うと「伸張性収縮を継続させる」ということになります。

伸張性収縮とは、通常の筋肉を収縮させる場合に比べてとても大きな負荷がかかります。

詳しいことは割愛しますが、ここでは伸張性収縮は筋肉にとって「キツイ」とだけ覚えておいてください。

この「キツイ」状態が中腰姿勢なのです。

ですから、筋肉がこの姿勢に限界を感じるところで痛みに変わるのです。

筋肉も生きている細胞ですので、栄養や酸素を供給されながら活動しています。

運動によるそれらの消費と供給にバランスが保たれていれば痛みは起こりませんが、消費が供給を上回ることでその信号が痛みとして脳に伝わります。

私たちは痛みを感じればその姿勢を崩します。

すると、伸張性収縮が停止して栄養などの供給が始まり、痛みはすぐに楽になります。

この痛みは病的なものではありません。

筋肉の生理的な反応ですから誰にでも起ります。

ただ、伸張性収縮の継続時間は個人差がありますので、人によっては五分が限界かもしれませんし、三十分が限界かもしれません。

こうした姿勢による痛みは通常年齢を重ねるごとに耐性が低下します。

それは、筋肉の衰えを意味します。

決して骨が変形しているからとかヘルニアがあるからとかではありません。

ですから、治療という治療もないことになります。
(病的なものではないので安心してください)

ただ、この痛みを出にくくする方法はあります。

それは、筋肉の持久力をつけること。

もしくは、痛みを感じる兆候が出たらすぐにその姿勢を解除することですね。

そうでないと、後でひどい目に合うかもしれないので・・・。



この姿勢をきっかけにした強烈な痛みがあの「ギックリ腰」です。

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