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ポリシー無き治療では結果は出ない

整形外科で行われている治療の矛盾について。(ちょっと専門的な話になります)

整形外科で痛みを訴えると、痛みどめが処方されることがよくあります。

しかし、この痛みどめは、すべての痛みに効く万能薬ではありません。

主に「発痛物質」が関与している痛みに有効です。

発痛物質には、ブラジキニンやヒスタミンなど、またその作用を増強するプロスタグランジンという物質があります。

そして、それらの物質が痛覚受容器を刺激して痛み信号として脳に伝えます。

この痛みは「侵害受容性疼痛」に分類されます。

痛みどめは、これらの物質の働きを抑えるから痛みどめとして効くわけです。

ですから、発痛物質が関与してない場合はほとんど無効なんですね。

ぎっくり腰や足がつった痛みは発痛物質が関与していない痛みの典型です。

だから、これらの痛みに「痛み止め」を使っても効果が出ないのは当然というわけです。

椎間板ヘルニアで悩まされている痛みにも「痛みどめ」が処方されるのですが、椎間板ヘルニアは神経が障害を受けることで痛みが出ると説明されています。

しかし、痛みどめは「侵害受容性疼痛」に分類される痛みに有効です。

これって、つじつまが合わない話でして、神経が障害を受けて痛いというのは「神経障害性疼痛」であると言っていることになります。

ですが、治療は「侵害受容性疼痛」を治すための処置になっています。

「神経障害性疼痛」「侵害受容性疼痛」は全く別の痛みです。

体内で起こっている痛みのプロセスがまるで違うのですから。

それを、診断では「神経障害性疼痛」に分類し、治療は「侵害受容性疼痛」として行う。

こんなのは医学でも何でもありません。

実際に、こういった診断と治療が日常的に行われているので結果として反映されないでいるのです。



ポリシー無き治療で結果が出ないのは当然である

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