病院で行われる治療以外の方法がなぜ効くのか?
私がまだ整形外科に勤めていた頃は、整体(代替療法)というものにとても懐疑的な気持ちを抱いておりました。
理由はこうです。
整体は無資格でも営業できるからです。
つまり、誰でも明日から整体業が行えることから、整体に対して胡散臭い印象を持っていたんです。
でも、実際は違いました。(中には本当に胡散臭いものもある)
業界をリードしている先生たちとなると、やっぱり違うんですね。
それぞれの理論はともかく、病院で見放された患者さんが実際に回復している姿を見せられると考え方を変えざるを得ませんでした。
そういった経緯もあって、はじめは興味本位でしたが代替療法のセミナーなどに参加していくようになりました。
私が不思議に感じたのは、セミナーによって施術法が違うのにどうして一定の効果を見せることが出来るのかというところでした。
そして私はいつしか、施術法そのものより人体の構造や仕組みに目を向けるようになりました。
すると、先ほどの疑問について納得のできる答えが出せたのです。
世の中には、先生の数ほど治療法があるといっても過言でないくらい数多くの治療法があります。
これでは、患者さんもどこに行ったらいいのかと悩むところでしょう。
これは、勉強する側も同じかもしれません。
実際に私も色々と受けてきましたから。
そして、そこから分かったことは全く効かない施術法もなければ、絶対に効く施術法もないということです。
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、相手が機械ではなく、人間という感情を持った動物である限りそれが結論となりました。
※感情が関わっている限りプラセボが働く
しかし、私自身のポリシーとして、自分に納得できない方法は取りいれるつもりはありません。
一番重要なポイントは、あくまでも医学的に確立している理論をベースにするということです。
一般的に多くの患者さんが悩まされている慢性痛は「侵害受容性疼痛」という痛みです。
この侵害受容性疼痛の発痛機序をブロックできるものであれば、基本的には何でも有効であるといえるでしょう。
だからこそ、鍼灸、指圧、整体など各種療法がその役割を果たすことになっているのだと思います。
痛みの原因が骨に在れば、骨に直接介入が出来る治療以外は無効なはず。
痛みの原因が軟骨に在れば、体の外側から何をしたって無効なはず。
痛みの原因が神経の圧迫に在れば、それを解除しない限り、押しても揉んでも無効なはず。
しかし、現実はそうではありません。
骨が原因と言われた痛みでも痛みは解消しています。
軟骨が減っていても痛みは解消しています。
神経が圧迫されていても痛みは解消しています。
どうして、こうした痛みが解消するのでしょうか?
答えは簡単です。
最初の診断が間違っていたからです。
さらに。
骨が悪いと言いながら、治療は「痛みどめの薬で様子を見ましょう。」
軟骨のすり減りが原因といいながら、治療は低周波などの「電気治療。」
ヘルニアが痛みの原因といいながら、すぐにそのヘルニアを「取り除こうとしない。」
これは、診断のみならず治療そのものがそれに沿っていないのです。
これじゃあ、治るはずがない。
整形外科で行われている治療には、納得できないことがあまりにも多すぎて、やはりそのことについては正さなければいけないと思うのです。
痛みについての正しい知識が広がれば慢性痛を防ぐこともできますし、それに伴う必要のない手術も避けることだってできることでしょう。
「もっと早く知りたかった。」
こんな患者さんを一人でも多く減らすために、今後も対外向けに活動していく予定です。
薬、手術だけが痛みを取る治療ではありません。
理由はこうです。
整体は無資格でも営業できるからです。
つまり、誰でも明日から整体業が行えることから、整体に対して胡散臭い印象を持っていたんです。
でも、実際は違いました。(中には本当に胡散臭いものもある)
業界をリードしている先生たちとなると、やっぱり違うんですね。
それぞれの理論はともかく、病院で見放された患者さんが実際に回復している姿を見せられると考え方を変えざるを得ませんでした。
そういった経緯もあって、はじめは興味本位でしたが代替療法のセミナーなどに参加していくようになりました。
私が不思議に感じたのは、セミナーによって施術法が違うのにどうして一定の効果を見せることが出来るのかというところでした。
そして私はいつしか、施術法そのものより人体の構造や仕組みに目を向けるようになりました。
すると、先ほどの疑問について納得のできる答えが出せたのです。
世の中には、先生の数ほど治療法があるといっても過言でないくらい数多くの治療法があります。
これでは、患者さんもどこに行ったらいいのかと悩むところでしょう。
これは、勉強する側も同じかもしれません。
実際に私も色々と受けてきましたから。
そして、そこから分かったことは全く効かない施術法もなければ、絶対に効く施術法もないということです。
なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、相手が機械ではなく、人間という感情を持った動物である限りそれが結論となりました。
※感情が関わっている限りプラセボが働く
しかし、私自身のポリシーとして、自分に納得できない方法は取りいれるつもりはありません。
一番重要なポイントは、あくまでも医学的に確立している理論をベースにするということです。
一般的に多くの患者さんが悩まされている慢性痛は「侵害受容性疼痛」という痛みです。
この侵害受容性疼痛の発痛機序をブロックできるものであれば、基本的には何でも有効であるといえるでしょう。
だからこそ、鍼灸、指圧、整体など各種療法がその役割を果たすことになっているのだと思います。
痛みの原因が骨に在れば、骨に直接介入が出来る治療以外は無効なはず。
痛みの原因が軟骨に在れば、体の外側から何をしたって無効なはず。
痛みの原因が神経の圧迫に在れば、それを解除しない限り、押しても揉んでも無効なはず。
しかし、現実はそうではありません。
骨が原因と言われた痛みでも痛みは解消しています。
軟骨が減っていても痛みは解消しています。
神経が圧迫されていても痛みは解消しています。
どうして、こうした痛みが解消するのでしょうか?
答えは簡単です。
最初の診断が間違っていたからです。
さらに。
骨が悪いと言いながら、治療は「痛みどめの薬で様子を見ましょう。」
軟骨のすり減りが原因といいながら、治療は低周波などの「電気治療。」
ヘルニアが痛みの原因といいながら、すぐにそのヘルニアを「取り除こうとしない。」
これは、診断のみならず治療そのものがそれに沿っていないのです。
これじゃあ、治るはずがない。
整形外科で行われている治療には、納得できないことがあまりにも多すぎて、やはりそのことについては正さなければいけないと思うのです。
痛みについての正しい知識が広がれば慢性痛を防ぐこともできますし、それに伴う必要のない手術も避けることだってできることでしょう。
「もっと早く知りたかった。」
こんな患者さんを一人でも多く減らすために、今後も対外向けに活動していく予定です。
薬、手術だけが痛みを取る治療ではありません。
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