HONDA ASIMOから学ぶ
ホンダの二足型歩行ロボット「ASIMO](アシモ)をご存知でしょうか?
アシモが登場して随分経ちますので、大抵の方は知っているかと思います。
「アシモ」という名前を知らない方でも、あのロボットを見れば「あ~あれね。」と気が付く方もいらっしゃることでしょう。
最新型が発表されましたが、それでも人間のなめらかな歩行には追い付きません。
現代の最新テクノロジーを駆使しているにもかかわらずです。
それほど人間の歩行というのは、緻密なメカニズムによって成されているのでしょう。
私たちは、日頃それを自覚して歩いてはいませんが・・・。
アシモを見ていて思ったのは、股関節と膝関節が常に屈曲状態だということ。
なぜ、人間のように伸展位(伸びている姿勢)をとることができないのでしょうか?
理由は簡単。
伸展位を取ろうとするほど高度な姿勢バランスが要求されるからです。
その仕組みをロボットに組み込むのは並大抵のことではないのでしょう。
だからこそアシモは、屈曲位を維持させて姿勢のバランスを保たせているのです。
ところであのアシモを見て、何か思いつくことはありませんか?
私は、あの屈曲位を見て高齢者の立位パターンを思いつきました。
年齢とともに腰が曲がり、股関節が伸びきらず、膝が曲がっている高齢者にありがちな姿勢です。
なぜ、あの姿勢になってしまうのでしょうか?
理由はこうです。
あの姿勢の方が楽だからです。バランス感覚もそれほど要求されません。
腰や股関節、膝関節が伸びるには、関節を伸展させなければいけません。
それは同時に重力に逆らわなければいけない筋肉への負荷が発生します。
また、伸展位をとろうとするほど、バランス感覚も要求されます。
それが困難になるから自然とあのような姿勢になってしまうのです。
ロボットはあの姿勢でも良いのかもしれませんが、私たち人間は違います。
使う筋肉と使わない筋肉にどんどん差がつき、その差のひずみが残された筋肉群(関節)に広がります。
その結果、関節痛などの慢性痛に移行していくわけです。
体を正しく使えば慢性痛(関節痛)は防げる!
アシモが登場して随分経ちますので、大抵の方は知っているかと思います。
「アシモ」という名前を知らない方でも、あのロボットを見れば「あ~あれね。」と気が付く方もいらっしゃることでしょう。
最新型が発表されましたが、それでも人間のなめらかな歩行には追い付きません。
現代の最新テクノロジーを駆使しているにもかかわらずです。
それほど人間の歩行というのは、緻密なメカニズムによって成されているのでしょう。
私たちは、日頃それを自覚して歩いてはいませんが・・・。
アシモを見ていて思ったのは、股関節と膝関節が常に屈曲状態だということ。
なぜ、人間のように伸展位(伸びている姿勢)をとることができないのでしょうか?
理由は簡単。
伸展位を取ろうとするほど高度な姿勢バランスが要求されるからです。
その仕組みをロボットに組み込むのは並大抵のことではないのでしょう。
だからこそアシモは、屈曲位を維持させて姿勢のバランスを保たせているのです。
ところであのアシモを見て、何か思いつくことはありませんか?
私は、あの屈曲位を見て高齢者の立位パターンを思いつきました。
年齢とともに腰が曲がり、股関節が伸びきらず、膝が曲がっている高齢者にありがちな姿勢です。
なぜ、あの姿勢になってしまうのでしょうか?
理由はこうです。
あの姿勢の方が楽だからです。バランス感覚もそれほど要求されません。
腰や股関節、膝関節が伸びるには、関節を伸展させなければいけません。
それは同時に重力に逆らわなければいけない筋肉への負荷が発生します。
また、伸展位をとろうとするほど、バランス感覚も要求されます。
それが困難になるから自然とあのような姿勢になってしまうのです。
ロボットはあの姿勢でも良いのかもしれませんが、私たち人間は違います。
使う筋肉と使わない筋肉にどんどん差がつき、その差のひずみが残された筋肉群(関節)に広がります。
その結果、関節痛などの慢性痛に移行していくわけです。
体を正しく使えば慢性痛(関節痛)は防げる!
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