愛知県江南市の爽快館はヘルニア/坐骨神経痛/膝・股関節痛などの長引く痛み専門整体院です。

腰痛と椎間板ヘルニアは、果たして同じもの？というのが今回のテーマです。

私がまだ学生の頃、

「腰痛と椎間板ヘルニアは全く別の病気」という認識が強くありました。

それは、リハビリ科に勤め始めていた時も同じです。

特に、椎間板ヘルニアは軟骨がヘルニアという状態になり、神経を圧迫することによって症状を引き起こすと考えられていますので、腰痛と違うと思われて当然かもしれません。

しかし、私は椎間板ヘルニアの正体に気が付いてから考え方がガラリと変わりました。

腰痛も椎間板ヘルニアも結局は一緒なんだろうな、と。
（マヒ症状を併発しないヘルニアに限る）

おそらく、こういった経緯を知らないで「腰痛とヘルニアは一緒なんだよ」と言われても、この人「何を言っているんだろうか」となるでしょう。

確かに、世間一般からしたらとんでもない発言だと思われても仕方ありません。

でも、私はこれまで「椎間板ヘルニア」と診断されてきた人たちの施術経験から、どうしても腰痛と椎間板ヘルニアを切り離して考えることはできないのです。

ヘルニアが痛みの原因なら、どうして筋肉をゆるめて治るの？

痛みが治った人でも、どうしてヘルニアはそのままの状態なの？

ヘルニアを痛みの原因とすればするほど説明がつかない現象ばかりなのです。

ですから私は理由もなく、腰痛と椎間板ヘルニアは「同じもの」と言っているわけではありません。

経験と生理学に照らし合わせた結果、そのように考えているのです。

私は椎間板ヘルニアを特別視しせず、あくまでも、腰痛と同じ概念で施術に当たっています。

でも、不思議なことにそれでも良くなっちゃうんですよね。

さあ、「腰痛と椎間板ヘルニアは違うもの」、それとも「腰痛と椎間板ヘルニアは同じもの」どちらが正しいでしょうか？



常識が正しいとは限らない

2014年01月22日 更新