愛知県江南市の爽快館はヘルニア/坐骨神経痛/膝・股関節痛などの長引く痛み専門整体院です。

 「禁煙には成功したけど太ってしまった。」という話をよく耳にします。

どうして、禁煙すると太ってしまうのでしょうか？

「口がさびしくなるから」「健康になるから」

確かにそうかもしれません。

しかし、私はこれらの現象を別の視点から捉えております。

まず、喫煙をするという行為を考えてみましょう。

なぜ、喫煙者は喫煙をするのでしょう？

それは「心の波を鎮めるため」です。

一言で言えば「ストレス」を解消するということ。

心理的に不安定な状態を落ち着かせるために喫煙をするのです。

ニコチンやその他の化学物質が心（脳）の苛立ちを抑えているのですね。

たとえ、それが一時的なものだとしても。

それを、禁煙という行為で禁止してしまったらどうでしょうか？

ストレスの解消は何でしたらよいのでしょうか？

そこで登場するのが「食べる」という行為です。

食べるという行為は、手軽にストレスを解消する原始的な方法です。

また、特に「甘いもの」はその効果がてきめんです。

ちなみに、ダイエットが成功しない理由の一つはこの問題があるからです。

生きるためだけに食べる量であればそれほど食べる必要もありませんが、ストレスを解消する必要性があるため、食べる量は必然と増えていくのです。

ストレス太りというのは、まさにこれです。

ですから、禁煙という行為で失ったストレスのはけ口を、食べるという行為で解消しているのです。

それが、禁煙することで太るという結果につながるというわけです。



禁煙が成功しない一番の理由は、ストレスの存在がそのままであるから。

2014年02月18日 更新