二つのプラシーボ効果
*プラシーボ効果とは、薬としての効果は全くなくとも偽薬を本人が良薬と信じ込むことであたかも薬のように効果を見せることを指します。
このプラシーボ効果は、患者さんと直接かかわる方であれば何らかの形で影響していると考えられます。
そして、私はこのプラシーボ効果には二つのタイプがあることに気づきました。
一つは、依存型プラシーボ効果。
もう一つは、自立型プラシーボ効果です。
依存型の場合は、相手の存在が大きければ大きいほど効果を発揮しやすく、その期待に比例してプラシーボしての効果を見せてくれます。
最初のうちは「希望を与えてくれた」ということで依存型でもよいのですが、長期的に見ると依存型はあまり好ましくありません。
理由は、依存型は完全に受け身なので「治してもらう」というスタンスがいつまでも続くからです。
相手に治してもらうわけですから、自分も努力して結果に結びつけようと行動に向かうことはありません。
あくまでも、対象者(対象物)が治すというスタンスです。
その反対に、自立型プラシーボ効果は「治る力は自分自身の中にある」と、本当の意味で気付くことで前向きな気持ちがプラスの方向へと向かいやすくなります。
行動にも変化が伴いますから、長期的に見れば自立型の方が良い結果に結びつきやすいといえるでしょう。
依存型も信じる対象物が治すのではない、信じる心にその力があるということに気づけば自立型へと変化しやすいのですが、マインドが違いすぎる為そうとはならないのが常のようです。
自然治癒力は誰にでも備わっています。
ただ、患者さんはそのメカニズムを知らないため、何らかのマイナス要因が自然治癒力を妨げていることに気づいていないだけです。
それを伝え、その修正のお手伝いをするのが私の仕事です。
治療法よりも大切なのは考え方(マインド)
このプラシーボ効果は、患者さんと直接かかわる方であれば何らかの形で影響していると考えられます。
そして、私はこのプラシーボ効果には二つのタイプがあることに気づきました。
一つは、依存型プラシーボ効果。
もう一つは、自立型プラシーボ効果です。
依存型の場合は、相手の存在が大きければ大きいほど効果を発揮しやすく、その期待に比例してプラシーボしての効果を見せてくれます。
最初のうちは「希望を与えてくれた」ということで依存型でもよいのですが、長期的に見ると依存型はあまり好ましくありません。
理由は、依存型は完全に受け身なので「治してもらう」というスタンスがいつまでも続くからです。
相手に治してもらうわけですから、自分も努力して結果に結びつけようと行動に向かうことはありません。
あくまでも、対象者(対象物)が治すというスタンスです。
その反対に、自立型プラシーボ効果は「治る力は自分自身の中にある」と、本当の意味で気付くことで前向きな気持ちがプラスの方向へと向かいやすくなります。
行動にも変化が伴いますから、長期的に見れば自立型の方が良い結果に結びつきやすいといえるでしょう。
依存型も信じる対象物が治すのではない、信じる心にその力があるということに気づけば自立型へと変化しやすいのですが、マインドが違いすぎる為そうとはならないのが常のようです。
自然治癒力は誰にでも備わっています。
ただ、患者さんはそのメカニズムを知らないため、何らかのマイナス要因が自然治癒力を妨げていることに気づいていないだけです。
それを伝え、その修正のお手伝いをするのが私の仕事です。
治療法よりも大切なのは考え方(マインド)
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