慢性痛治療に自費治療が必要な理由
「先生の治療が保険で出来たらいいのにね」と患者さんに言われることがたまにあります。
確かに、整形外科でリハビリを受けると数百円の負担で済みますので、当院の施術が保険でまかなわれたら負担も少なくなりより多くの人に喜ばれることは間違いないでしょう。
しかし、当院は医療機関ではありませんので現実的に不可能です。
では、医療機関であれば可能なのかと言えばそれも不可能です。
当院の施術を病院で行うことはできません。仮に、行いたいとしても行えない事情があります。
それは、保険点数に伴う収益性の壁です。
なぜ、整形外科のリハビリが数百円の負担で済むのかと言えば、リハビリの保険点数が低く設定されているからです。(請求できる診療報酬点数は厚生労働省が決めている)
ですから、安い分、収益を確保するためにはとにかく患者さんを回して数をこなさなければいけません。
それを一人一人手をかけていたら採算が合わなくなりますので現実には無理なのです。
人を雇うにも人件費がかかりますしね。
しかし、慢性痛患者さんほど、ベルトコンベア方式のリハビリでは治療効果が期待できません。
つまり、治療を必要としている重症患者さんほど、現行のリハビリシステムの枠から外れてしまっているのです。
整形外科のリハビリで治療を受けているのに治らない理由は、治療法に問題があるだけでなく、保険点数の壁もその一つなのです。
リハビリの先生が患者さんを5分施術しても30分施術しても同じ金額しか請求できないなら、まず5分しか施術しないでしょう。
医療はボランティアではなく、基本は商行為ですからね。
ある意味、慢性痛をしっかり施術するには保険診療の枠から外れなければいけないということです。
こうした理由から、私は保険診療の現場から離れて、実費による整体院を運営するに至りました。
中には、「接骨院で保険を使って慢性腰痛を治療してもらっていた」と言われる患者さんがいますが、これついては、不正請求の問題が大きく絡んでいてここで論ずることは致しません。
接骨院では慢性症状に健康保険は使えないはずですが、使っているからには何かカラクリがあるのでしょう。
いずれにしても、慢性痛患者さんこそちゃんとした治療が必要なのに、医療制度がそれを阻んでいるのは皮肉な話です。
慢性痛は、保険治療では補え切れないのが現実なのです。
だからこそ、自費治療という別の選択肢が必要となってくるわけです。
負担が少なくても治らなくては意味がない
確かに、整形外科でリハビリを受けると数百円の負担で済みますので、当院の施術が保険でまかなわれたら負担も少なくなりより多くの人に喜ばれることは間違いないでしょう。
しかし、当院は医療機関ではありませんので現実的に不可能です。
では、医療機関であれば可能なのかと言えばそれも不可能です。
当院の施術を病院で行うことはできません。仮に、行いたいとしても行えない事情があります。
それは、保険点数に伴う収益性の壁です。
なぜ、整形外科のリハビリが数百円の負担で済むのかと言えば、リハビリの保険点数が低く設定されているからです。(請求できる診療報酬点数は厚生労働省が決めている)
ですから、安い分、収益を確保するためにはとにかく患者さんを回して数をこなさなければいけません。
それを一人一人手をかけていたら採算が合わなくなりますので現実には無理なのです。
人を雇うにも人件費がかかりますしね。
しかし、慢性痛患者さんほど、ベルトコンベア方式のリハビリでは治療効果が期待できません。
つまり、治療を必要としている重症患者さんほど、現行のリハビリシステムの枠から外れてしまっているのです。
整形外科のリハビリで治療を受けているのに治らない理由は、治療法に問題があるだけでなく、保険点数の壁もその一つなのです。
リハビリの先生が患者さんを5分施術しても30分施術しても同じ金額しか請求できないなら、まず5分しか施術しないでしょう。
医療はボランティアではなく、基本は商行為ですからね。
ある意味、慢性痛をしっかり施術するには保険診療の枠から外れなければいけないということです。
こうした理由から、私は保険診療の現場から離れて、実費による整体院を運営するに至りました。
中には、「接骨院で保険を使って慢性腰痛を治療してもらっていた」と言われる患者さんがいますが、これついては、不正請求の問題が大きく絡んでいてここで論ずることは致しません。
接骨院では慢性症状に健康保険は使えないはずですが、使っているからには何かカラクリがあるのでしょう。
いずれにしても、慢性痛患者さんこそちゃんとした治療が必要なのに、医療制度がそれを阻んでいるのは皮肉な話です。
慢性痛は、保険治療では補え切れないのが現実なのです。
だからこそ、自費治療という別の選択肢が必要となってくるわけです。
負担が少なくても治らなくては意味がない
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