筋肉健康診断の導入を!
健康診断の目的は、病気の早期発見やその前段階であるグレーゾーンを早く知ることで手を打つことが出来、その後の病気リスクを少なくすることができます。
これと同じように、慢性痛(筋肉のトラブル)にも健康診断を行うことで多くの患者さんが救われるのではないでしょうか。
私が日ごろ施術している慢性痛の多くは、本来であれば予防可能もしくは重症化が防げたものばかりです。
しかし、患者さんはそのすべを知らないがために慢性痛に悩まされる結果になっています。
慢性痛というものは、いきなり発症することはなく水面下で進行し何らかのきっかけで浮上してきます。
ただ、この水面下の段階では痛みを感じることはないので、患者さんは何も知らないまま日々を過ごすことになります。
この段階で慢性痛の健康診断、つまり、筋肉の健康診断を行えば事前に筋肉のトラブルレベルが分かるので多くの人が助かるはずだと私は思うのです。
例えば、腰痛について。
立位体前屈を行って床に指先がつかない場合は将来の腰痛リスクが高いと言えます。
床から指先までの距離が離れていればいるほど、弱年齢で見つかれば見つかるほど将来の腰痛症の可能性は大きいでしょう。
それを事前に知ることで対策が打てます。
それを事前に知ることで対策が打てます。
股関節痛の場合は、立ち姿勢と歩く姿勢を見ることで将来の股関節痛リスクを知ることが出来ます。
どちらも、筋肉の健康レベルをチェックすることで、筋肉のトラブルの深刻化を事前に防ぐことが出来るのです。
もちろん、どちらの場合も直接触診すればその精度は高まります。
もちろん、どちらの場合も直接触診すればその精度は高まります。
私が直接依頼を受ければチェックすることはできますが、慢性痛には住民健診のような決まった検査がありません。
本当は、他の健康診断と同様に行えば、より多くの方が慢性痛に悩まされないで済むはずだと思うのですが、現状を見る限り実現の可能性はかなり低いですね。
本当は、他の健康診断と同様に行えば、より多くの方が慢性痛に悩まされないで済むはずだと思うのですが、現状を見る限り実現の可能性はかなり低いですね。
仮に、慢性痛を発症したとしても、早期に「正しい」治療を開始すればまだ救われるのですが、それもままならない状態。
そもそも、筋肉に痛みの原因があるという考え方が定着していないので筋肉の健康診断どころの話ではないのかもしれません。
そもそも、筋肉に痛みの原因があるという考え方が定着していないので筋肉の健康診断どころの話ではないのかもしれません。
気付いた人から始めよう
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