股関節痛を腰痛と間違えられ悪化
とある患者さんの施術録から。
この患者さんは、日頃から運動しすぎていたことが災いして、下肢に痛みを感じ始めたことで整形外科を受診することになりました。
そこで、腰と股関節の画像検査を行い、腰部の椎間板の影響から下肢に来ていると診断を受けました。
股関節は画像上では問題なかったとのことです。
整形外科では、腰中心の治療を受けましたが改善せず。
鍼灸治療院にも通い、腰の治療を受けましたがそれでも改善しませんでした。
仕事にもかなり影響し始めたことで再度治療院探しを行い、健康雑誌「わかさ」の記事から爽快館を知り来院となりました。
私が患者さんから話を聞く限りでは、これは腰の問題ではなく股関節の問題だと感じました。
その後、触診を行うと案の定、それはもうかなり股関節周囲の筋肉が疲弊しきった状態だったのです。
こんな状態を見逃すなんて・・・。これはあまりにもずさん過ぎではないのか。
患者さんが下肢の症状を訴えたら、まるでマニュアルのように「腰から来ている」と思い込み、股関節のレントゲンには問題ないからという理由で、股関節は異常なしと診断。
だからこそ、股関節は無治療のまま。
ホームページでも訴えている痛み治療の問題がここにも表れていました。
患者さんに触れないまま診断
画像検査に頼り切りの診断
これによって、本当の痛みの原因を見逃していたのです。
患者さんは、医師から腰が悪いと言われば、そのように納得してしまいます。
その言葉を信用して治療に通うわけですが、本来の痛みの原因は治療されずにこれまでスルーされてきたのです。
最初の診断時から、約3年が経過していますので、本来なら正しい治療を受けていればこんなことにはならなかったはずです。
このケースは、診断が間違っていたことで治癒の機会が失われる羽目になっていたのです。
なんなのでしょうこれ。
少なくとも、患者さんが痛みを訴えている部分に触れてさえいれば気が付く事も出来たはずです。
それをしないばかりに、診断を間違え、無駄な治療を行い、それをまた繰り返す。
これがまた、そこそこ大きな規模の病院で行われているのだから、似たような状況に陥っている患者さんは多いのではないでしょうか。
先日、来院された別の患者さんは、痛みの訴えが強いことで「難病」扱いされたそうですが、それはちょっと違うのではないかと思いその病院を離れました。
結果、正解でした。
痛みを診断するシステムに問題が有り過ぎです。
この患者さんは、日頃から運動しすぎていたことが災いして、下肢に痛みを感じ始めたことで整形外科を受診することになりました。
そこで、腰と股関節の画像検査を行い、腰部の椎間板の影響から下肢に来ていると診断を受けました。
股関節は画像上では問題なかったとのことです。
整形外科では、腰中心の治療を受けましたが改善せず。
鍼灸治療院にも通い、腰の治療を受けましたがそれでも改善しませんでした。
仕事にもかなり影響し始めたことで再度治療院探しを行い、健康雑誌「わかさ」の記事から爽快館を知り来院となりました。
私が患者さんから話を聞く限りでは、これは腰の問題ではなく股関節の問題だと感じました。
その後、触診を行うと案の定、それはもうかなり股関節周囲の筋肉が疲弊しきった状態だったのです。
こんな状態を見逃すなんて・・・。これはあまりにもずさん過ぎではないのか。
患者さんが下肢の症状を訴えたら、まるでマニュアルのように「腰から来ている」と思い込み、股関節のレントゲンには問題ないからという理由で、股関節は異常なしと診断。
だからこそ、股関節は無治療のまま。
ホームページでも訴えている痛み治療の問題がここにも表れていました。
患者さんに触れないまま診断
画像検査に頼り切りの診断
これによって、本当の痛みの原因を見逃していたのです。
患者さんは、医師から腰が悪いと言われば、そのように納得してしまいます。
その言葉を信用して治療に通うわけですが、本来の痛みの原因は治療されずにこれまでスルーされてきたのです。
最初の診断時から、約3年が経過していますので、本来なら正しい治療を受けていればこんなことにはならなかったはずです。
このケースは、診断が間違っていたことで治癒の機会が失われる羽目になっていたのです。
なんなのでしょうこれ。
少なくとも、患者さんが痛みを訴えている部分に触れてさえいれば気が付く事も出来たはずです。
それをしないばかりに、診断を間違え、無駄な治療を行い、それをまた繰り返す。
これがまた、そこそこ大きな規模の病院で行われているのだから、似たような状況に陥っている患者さんは多いのではないでしょうか。
先日、来院された別の患者さんは、痛みの訴えが強いことで「難病」扱いされたそうですが、それはちょっと違うのではないかと思いその病院を離れました。
結果、正解でした。
痛みを診断するシステムに問題が有り過ぎです。
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