なぜ、運動療法を勧めるの?
腰痛、膝痛、股関節痛などに、運動療法を勧めることが多々あります。
冷静に考えて、なぜ運動療法を勧めるのでしょうか?
もちろん、最初の診断時に「筋肉のコリが痛みの原因です。」「筋肉の拘縮が痛みの原因です。」など、筋肉由来の診断をしていれば問題はありません。
しかし、実際の診療現場では、筋肉が痛みの原因になっていると診断する例は非常に少ない。
特に、関節痛は変形性疾患(骨の変形・軟骨のすり減りが痛みの原因)と診断する例が圧倒的に多いです。
では、なぜその変形性疾患に運動療法を勧めるのでしょう?
あなたも病院で運動療法を勧められたことはありませんか?
骨の変形が痛みの原因であるならば、骨の変形を治すことが治療なはず。
運動療法を行っても、骨の変形が改善するはずがありません。
運動療法を行っても、すり減った軟骨は元に戻りません。
それにもかかわらず、運動療法を勧めるわけとは?
仮に、この運動療法で痛みが改善した場合はどうでしょうか。
中には、そうした事例もあるはず。
それって、冷静に考えてみればおかしくないですか?
骨の形は何も変わっていないのに、痛みが改善したってことは、骨の変形が原因じゃなかったってことです。
この時点で、診断は間違っていたことになるはずです。
しかし、この点についておかしいと思わないのはなぜか?
これまでの診断法を改めようとしないのはなぜか?
私は、いつも不思議に思います。
患者さんサイドからすれば、痛みが良くなれば何だっていいとは思いますが、医療行為を行う側がそれではちょっとまずい。
ある意味、一貫性が無い治療を行っていることになりますからね。
そして、一貫性に乏しい治療を行っているからこそ、よくならない患者さんが大勢いるのです。
その運動療法は何のため?
冷静に考えて、なぜ運動療法を勧めるのでしょうか?
もちろん、最初の診断時に「筋肉のコリが痛みの原因です。」「筋肉の拘縮が痛みの原因です。」など、筋肉由来の診断をしていれば問題はありません。
しかし、実際の診療現場では、筋肉が痛みの原因になっていると診断する例は非常に少ない。
特に、関節痛は変形性疾患(骨の変形・軟骨のすり減りが痛みの原因)と診断する例が圧倒的に多いです。
では、なぜその変形性疾患に運動療法を勧めるのでしょう?
あなたも病院で運動療法を勧められたことはありませんか?
骨の変形が痛みの原因であるならば、骨の変形を治すことが治療なはず。
運動療法を行っても、骨の変形が改善するはずがありません。
運動療法を行っても、すり減った軟骨は元に戻りません。
それにもかかわらず、運動療法を勧めるわけとは?
仮に、この運動療法で痛みが改善した場合はどうでしょうか。
中には、そうした事例もあるはず。
それって、冷静に考えてみればおかしくないですか?
骨の形は何も変わっていないのに、痛みが改善したってことは、骨の変形が原因じゃなかったってことです。
この時点で、診断は間違っていたことになるはずです。
しかし、この点についておかしいと思わないのはなぜか?
これまでの診断法を改めようとしないのはなぜか?
私は、いつも不思議に思います。
患者さんサイドからすれば、痛みが良くなれば何だっていいとは思いますが、医療行為を行う側がそれではちょっとまずい。
ある意味、一貫性が無い治療を行っていることになりますからね。
そして、一貫性に乏しい治療を行っているからこそ、よくならない患者さんが大勢いるのです。
その運動療法は何のため?
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