全くもって的外れな薬物治療(しかし、現実には多い)
「体を前かがみにすると、太ももに痛みがでます。」「姿勢を変えるときも痛みがでます。」
これが、患者さんの主訴です。
この症状を治したくて整形外科へかかりました。
下は、その時に撮影したMRI画像です。
整形外科での診断名は、「椎間板ヘルニア」
姿勢を変えることで椎間板ヘルニアが神経を刺激して痛みが出ているとのこと。
治療は、投薬による薬物治療。
処方された薬は、
*ロルカム (消炎鎮痛剤)
*レバミピド(胃腸を保護する薬)
*リリカ (神経障害性疼痛治療薬)
以上の三種類です。
リリカは、ロルカム(いわゆる痛み止め)が処方されて二カ月が経過しても症状の好転をみせないことから追加されました。
では、リリカが追加されて痛みが楽になったのかといえばそうではありません。
合計で約三ヵ月間、薬を服薬していましたが効果が無かったのです。
では、何故これらの薬を飲んでも効果が無かったのでしょうか?
答えは単純です。それは、痛みの原因が違っていたからです。
患者さんの病気が深刻だから、薬が効かないという意味ではありません。
元々、この患者さんの訴える症状に効かない薬が処方されていただけなんです。
つまり、誤診です。
これ以上の服薬を続ければ、効果がないばかりか体に負担(副作用)を与えるだけ。
しかし、こうした例は何もこの患者さんに限ってのことではありません。
むしろ、かなりの件数に上ると思われます。
その理由は、このブログの読者ならお分かりだと思いますが、私が指摘している「痛みの常識」が間違ったまま治療が行われているからですね。
そもそも、先の患者さんの症状はヘルニアが原因ではなかったのです。
筋肉のトラブルによる慢性痛なんです。
ですから、神経が傷ついているわけではありませんし、炎症があるわけでもないので薬が効かないのは当然です。
治すべきは、「筋肉」なのですから。
そして、当然の流れとして、この筋肉のトラブルを治す治療を行っている病院はほとんどないことになります。
だからこそ、痛みに悩まされ続ける患者さんが後を絶たないのです。
薬だけに頼ると結果は出ません
これが、患者さんの主訴です。
この症状を治したくて整形外科へかかりました。
下は、その時に撮影したMRI画像です。
整形外科での診断名は、「椎間板ヘルニア」
姿勢を変えることで椎間板ヘルニアが神経を刺激して痛みが出ているとのこと。
治療は、投薬による薬物治療。
処方された薬は、
*ロルカム (消炎鎮痛剤)
*レバミピド(胃腸を保護する薬)
*リリカ (神経障害性疼痛治療薬)
以上の三種類です。
リリカは、ロルカム(いわゆる痛み止め)が処方されて二カ月が経過しても症状の好転をみせないことから追加されました。
では、リリカが追加されて痛みが楽になったのかといえばそうではありません。
合計で約三ヵ月間、薬を服薬していましたが効果が無かったのです。
では、何故これらの薬を飲んでも効果が無かったのでしょうか?
答えは単純です。それは、痛みの原因が違っていたからです。
患者さんの病気が深刻だから、薬が効かないという意味ではありません。
元々、この患者さんの訴える症状に効かない薬が処方されていただけなんです。
つまり、誤診です。
これ以上の服薬を続ければ、効果がないばかりか体に負担(副作用)を与えるだけ。
しかし、こうした例は何もこの患者さんに限ってのことではありません。
むしろ、かなりの件数に上ると思われます。
その理由は、このブログの読者ならお分かりだと思いますが、私が指摘している「痛みの常識」が間違ったまま治療が行われているからですね。
そもそも、先の患者さんの症状はヘルニアが原因ではなかったのです。
筋肉のトラブルによる慢性痛なんです。
ですから、神経が傷ついているわけではありませんし、炎症があるわけでもないので薬が効かないのは当然です。
治すべきは、「筋肉」なのですから。
そして、当然の流れとして、この筋肉のトラブルを治す治療を行っている病院はほとんどないことになります。
だからこそ、痛みに悩まされ続ける患者さんが後を絶たないのです。
薬だけに頼ると結果は出ません
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