武田鉄也さんの出演CM(神経障害性疼痛について)
最近、テレビCMで武田鉄也さんをよく目にします。
ジンジン、ピリピリする痛みは神経障害性疼痛の恐れがあるから病院へ行きましょうという内容のものです。
製薬会社が作ったCMなので、要するに薬の宣伝ですね。(薬名はリリカ)
近年、リリカはかなりの勢いで売り上げを伸ばしている薬です。
これは、リリカの適応症状を拡げたことが要因となっています。(元は帯状疱疹にともなう神経痛に使われていた)
CMでは、痛みの原因が炎症性の痛みでなければ、神経の痛みであるかのような印象を作っています。
しかし、痛みの原因はそれだけでなく、阻血性の痛みなど他の侵害受容性疼痛もあるわけです。
私が多く診ている慢性痛もそうです。
ましてや、筋肉のトラブルは医療機関で見逃されている痛みの代表です。
当然、その痛みは神経の障害ではないので薬は効きません。
また、ジンジンする痛みは、筋肉のトラブルによって誘発されることもあります。
そして、「ジンジン」というのは主観的な表現なので、AさんのジンジンとBさんのジンジンは違うかもしれません。
私の経験上、神経の障害でジンジンする痛みは、筋肉のトラブルでジンジンする痛みよりも数は少ないと思います。
しかし、医療機関ではその筋肉のトラブルを治す治療はほとんど行っていない。
そこへもって、リリカのような新薬の登場。
つまり、そうした症状を抱えた患者さんは病院へかかると、自動的に「リリカ」が処方される仕組みになっているのです。
もしかしたら、筋肉のトラブルが原因かもしれないのに。
リリカは、消炎鎮痛剤よりも慎重に扱わなければいけない薬です。
その理由は、リリカは直接神経に作用するからです。
そんな薬を子供にも処方している現状、そして、CMによってどんどん消費を誘導する姿勢に一抹の不安を感じずにはいられません。
患者さんは、病院からの処方だからということで信用して服用するでしょうから余計に・・・。
医療産業にとって患者さんはお客さんになる
ジンジン、ピリピリする痛みは神経障害性疼痛の恐れがあるから病院へ行きましょうという内容のものです。
製薬会社が作ったCMなので、要するに薬の宣伝ですね。(薬名はリリカ)
近年、リリカはかなりの勢いで売り上げを伸ばしている薬です。
これは、リリカの適応症状を拡げたことが要因となっています。(元は帯状疱疹にともなう神経痛に使われていた)
CMでは、痛みの原因が炎症性の痛みでなければ、神経の痛みであるかのような印象を作っています。
しかし、痛みの原因はそれだけでなく、阻血性の痛みなど他の侵害受容性疼痛もあるわけです。
私が多く診ている慢性痛もそうです。
ましてや、筋肉のトラブルは医療機関で見逃されている痛みの代表です。
当然、その痛みは神経の障害ではないので薬は効きません。
また、ジンジンする痛みは、筋肉のトラブルによって誘発されることもあります。
そして、「ジンジン」というのは主観的な表現なので、AさんのジンジンとBさんのジンジンは違うかもしれません。
私の経験上、神経の障害でジンジンする痛みは、筋肉のトラブルでジンジンする痛みよりも数は少ないと思います。
しかし、医療機関ではその筋肉のトラブルを治す治療はほとんど行っていない。
そこへもって、リリカのような新薬の登場。
つまり、そうした症状を抱えた患者さんは病院へかかると、自動的に「リリカ」が処方される仕組みになっているのです。
もしかしたら、筋肉のトラブルが原因かもしれないのに。
リリカは、消炎鎮痛剤よりも慎重に扱わなければいけない薬です。
その理由は、リリカは直接神経に作用するからです。
そんな薬を子供にも処方している現状、そして、CMによってどんどん消費を誘導する姿勢に一抹の不安を感じずにはいられません。
患者さんは、病院からの処方だからということで信用して服用するでしょうから余計に・・・。
医療産業にとって患者さんはお客さんになる
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