骨の痛み VS 筋肉の痛み
■骨は痛いと思っているあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
骨の痛みと筋肉の痛み。
果たして、どちらの方がより痛みが強いと思いますか?
大抵の人は「骨の痛み」と答えると思います。
しかし、正解は「筋肉の痛み」です。
厳密に言えば「骨の痛みは存在しません」(骨膜の痛みは除外)
なぜなら、骨には痛覚受容器がないからです。(痛覚受容器=痛みを感じるセンサー)
ですから、筋肉の痛みの方が圧倒的に強いです。
足がつる、ぎっくり腰、寝違いなどの痛みはかなりのものですよね。
場合によっては、起きあがることさえ困難な時もあります。
そして、皆さんを悩ます慢性痛も筋肉は関係しています。
でも、骨折した時は痛いじゃないか、実際に痛かったよと思われる方もいらっしゃるはずです。
確かにそうですね。
骨折した時は痛いですよね。私も経験あります。
ただ、この場合の痛みは骨膜の損傷と骨折の衝撃で周りの組織も損傷するので痛いのです。
純粋に骨のみの損傷であれば痛くありません。
その現象として、無痛性圧迫骨折というものがあります。(高齢者に多い)
知らず知らずのうちに骨がつぶれていた(骨折)ということです。
痛みの治療は思い込みや主観で行ってはいけません。
医学的な根拠も持ってはじめて実施されるものです。
しかし、大多数の治療はその根拠から外れたものばかり。
そして、患者さんはそれに翻弄されています。
根拠の無い診断に根拠のない治療。
これが続く限り、痛みに悩まされる人が減ることはないでしょう。
筋肉由来の痛みは時に強烈です。
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