大腿骨頭壊死と誤診!?された股関節痛
■股関節痛がツラくて何とかしたいあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
ある患者さんは、総合病院の整形外科にて「初期の大腿骨頭壊死」と診断されました。
歩くのに支障が出始めたので受診されたわけですが、私はその診断名を聞いて驚いてしまいました。
年令的にも若いですし、既往病歴もありません。
そんな人が「いきなり大腿骨頭壊死になる」なんてことがあるのでしょうか?
確かに、確率的に0%ということはないのでしょうが、普通ではちょっと考えにくいです。
股関節痛というのは、これまでの記事でもお伝えしてきたように、誤解されている痛みの代表格です。
ですから、今回の痛みもそれの可能性が非常に高いと思ったわけです。
実際に、触診をすれば股関節周囲に圧痛がありました。
そして、関節内圧を高めるテストを行っても痛みはありませんでした。
骨頭壊死由来の歩けないほどの痛みがあれば陽性反応が出るはずなのですが・・・。
ますます怪しいです。
私のこれまでの経験からして単なる筋痛症ではないかと。
医師から、とりあえずということで処方された痛み止めで痛みを抑えながら、私は筋肉の施術を行いました。
その結果、約一ヶ月後にはほぼ回復いたしました。
大腿骨頭壊死と診断した医師は股関節の専門医らしいのですが、筋肉の施術で回復したってことは誤診ではないでしょうか?
これまでに、多くの股関節痛患者さんを診てきましたが、筋肉の問題は全ての患者さんが抱えていました。
それにもかかわらず、その筋肉の問題をまったく考慮しない今の股関節治療ってある意味怖すぎです。
これでは、病院がたくさんあっても股関節痛が治らなくて当たり前だなと妙に納得してしまいました。
下手なホラー映画よりも怖い股関節治療の実態
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