関節痛のイメージにあるもの
■関節は骨と軟骨だけではありません【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
「関節痛」と聞くと、あなたはどこが悪くなった印象を持ちますか?
「えっ? 関節痛なんだから関節が悪いんじゃないの?」
はい。確かにそうですね。
関節痛だから関節が悪いのは確かです。
では、その関節は何で構成されていると思いますか?
「え~っと、骨ですか?」
「あっ!そういえば、軟骨がすり減るといけないって聞いたことがあるから軟骨も関係ありますか?」
このように、関節痛には一般的に漠然としたイメージはあっても明確なものはありません。
ですから、当院で問題視している「筋肉のトラブル」が関節痛に影響しているなんて普通は想像もつきません。
そうです。関節痛のイメージに筋肉は含まれていないのです。
これが関節痛の治療を難しくしている原因になっているわけですが、筋肉も関節を構成している立派な要素です。
しかも、筋肉は関節痛の主要因と言っても過言ではありません。
もちろん、関節包や滑膜、靭帯といった軟部組織が関与していることも当然あります。
ただ、これらの軟部組織は能動的な活動は見せず、支持的な働きが主な役目です。
筋肉は、それらの組織とは反対に関節を動かす役割を持っています。
この関節を動かす時の筋肉(体)の使われ方が関節痛を左右する決定的な要素となるのです。
関節痛は筋肉のトラブルが最初のきっかけとして始まります。
そして、筋肉のトラブルが放置されることで靭帯や滑膜といった他の軟部組織に影響が波及します。
その状態が続くことで軟骨の栄養環境が悪くなり減少していきます。
(見た目ではすり減ったように見える)
その後、骨にも影響が出始め変形性疾患としてレントゲン検査でその状態が確認できるようになります。
この時点で診察を受けると、
「軟骨が減っていますね、骨も変形しているから痛いんです。」と説明を受けますが、実際はもっともっと前の段階から関節痛は始まっているのです。
骨や軟骨の変形は結果であって痛みの原因ではない
更新