痛いのに、鍛えろとは?
■筋肉を鍛えているのに痛みが治まらないあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
医療現場では、長引く痛みに悩まされている患者さんに対して、
「筋肉を鍛えれば治る。」「痛いのは筋力が衰えているからだ。」
こんな考えのもとで、筋トレを指導されることが少なくありません。
端的に申し上げて、筋力が足りないから慢性痛になるという事はありませんし、鍛えて治るものでもありません。
筋力の足りなさでいけば、3,40代に比べて高齢者の方が上です。
しかし、筋力が足りているはずの3,40代に腰痛患者さんが数多く存在しているのは何故でしょうか?
それは、筋肉が○○ているからです。
○○に当てはまる言葉を考えてみてくださいね。
慢性痛の改善に必要なのは筋力よりもしなやかさです。
柔よく剛を制す。
そんなイメージが大切です。
実際、痛みを出している筋肉に、さらにトレーニングを行って無理をすればもっと痛くなるのは目に見えています。
そもそも、慢性痛の原因に「筋肉」が関わっているという視点が欠けているため、そのような指導になっているのです。
体を鍛えることが痛みの改善につながるなら、なぜ、プロスポーツ選手はあんなにも痛み(要手術・腰痛等)に悩まされているのでしょうか?
筋力量でいけば、私たち一般人よりもはるかに多く逞しい筋肉を持っているはずです。
それでも、腰痛や怪我に悩まされているわけです。
「鍛えることで痛みが治る。」
こんな発想は捨てなければなりません。
「筋肉をしなやかに、そして労わる。」
これが、痛みを治す上で(予防にも)正しい考え方なのです。
病んでいる筋肉に鞭を打つような行為は避けましょう
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