慢性痛に急性痛と同じ治療して治るはずがない
■病院に通っているのに治らなくて悩んでいます【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
慢性痛(炎症無)と急性痛(炎症有)は、痛みのメカニズムが全く違います。
どちらかといえば、正反対の性質を持っています。
しかし、実際の現場でこれを考慮して治療されることはほとんど無い。
その代表的なものは、鎮痛薬(シップを含む)の処方です。
慢性痛を抱えた患者さんが、病院を訪れるとまず第一に処方されるお薬は「消炎鎮痛剤」です。
ロキソニン、ロルカム、セレコックス、ボルタレン、シップ等です。
患部に炎症があって、腫れている場合にはとても有効です。
しかし、慢性痛はそんな状態ではなく、むしろ血流が悪く阻血性の痛みが出やすい状態です。(阻血性=血の巡りが悪い)
そこへ、血管の拡張を抑える消炎鎮痛剤が処方されるわけですから、かえって悪循環になります。
患者さんは、薬の仕組みなんて分からないですから病院で出された薬は自分に必要なものと思って服用します。
しかし、薬を飲んで楽になっても「消炎鎮痛剤」自体は病気そのものを治す力は無く、あくまでも対症療法。
薬の専門家でも服用期間は一カ月程度としています。
これ以上は副作用のリスクが高まるため服用しない方が良いとしています
ですが、実際の現場では一か月どころか一年以上処方し続けている医療機関もあります。
はっきり言って、この行為自体が病状を悪化させているのではないでしょうか?
仮にですよ、薬が効いたとしても「治している」わけではありません。
痛みは体からの警告信号です。
その信号を抑えるだけの治療に何の意味があるのでしょうか?
「お薬を出しときますから様子を見てくださいね~。」
いずれ治る急性痛ならともかく、長引いている慢性痛にこんな処置だけで終わる医療機関はNGです。
痛みを区別することなく治療しているところがほとんど
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