ストレッチで慢性痛が治らない理由
■ストレッチをしているのに痛みが治らないあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
ストレッチは「運動前と運動後」どちらに行うと良いと思いますか?
「そりゃ、運動前でしょ。」
答えは運動後です。
「えっ、そうなんだ。」
以前は、運動前にも推奨されていましたが最新のスポーツ分野ではストレッチはNGとされています。(特に競技系)
また、ストレッチは肩こりや腰痛など、体の悩みにも勧められていますが症状が長引くものほど効果はあまり見られないようです。
特に、慢性痛には効かないことが多い。
これは、なぜでしょうか?
実は、ストレッチというのは筋全体を伸ばすことは出来るのですが、ポイント的に伸ばすことができないからです。
もう少し分かり易いように具体例を挙げてみますね。
ここに、一つの輪ゴムがあります。
この輪ゴムをはさみで一か所切ります。
この切り離した箇所を結んで輪ゴムに戻します。
結んだところは結び目ができています。
この輪ゴムを伸ばすとどうなるでしょうか?
結び目は玉のままで、それ以外の所が伸びているのではないでしょうか?
実は、慢性痛に対するストレッチも同じようなことになっています。
コリが結び目と同じ様になっていて伸びにくいのです。
伸びているのは、それ程コリになっていない筋肉が伸びているのです。
ですから、何度やっても他が伸びてコリは伸びないまま。
これが、慢性痛に対してストレッチを行っても治らない理由です。
本当は、まず先にコリを緩めなければならないのです。
ですから、ストレッチそのものが無効というわけではありません。
コリを緩めながら、または、緩めた後ならストレッチを行っても良いのです。
ポイント的にゆるめることから始めよう
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