「神経の痛み」はすぐに治らないはずなのに
■あなたの神経痛は本物ですか?【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
「神経が痛い。」
これはよく聞く言葉ですね。
一般的にも使われていますし、テレビでも使われています。
そして、病院でも普通に使われ、患者さんにもそうした言葉を使って説明しています。
しかし、これは大きな間違いで本当は「神経が」痛いのではありません。
正確には、神経は痛みを脳に伝えているだけで神経そのものは痛くないのです。
もちろん、神経が痛いという現象は存在しています。
ただ、神経が痛いというのは、神経が直接障害を受けている「神経障害性疼痛」であり、皆さんが悩まれている痛みのほとんどは「侵害受容性疼痛」に分類され病態は全く違うものです。
しかし、神経が痛いという言葉が独り歩きしてしまい、そのことによって誤解が生まれ治療も的外れになっています。
「神経が痛くて」その後の治療ですぐに良くなった場合、それは神経が痛かったのではありません。
神経障害性疼痛は、何かの治療をしたらすぐに良くなるタイプの痛みではないので、すぐに良くなったという事は「神経の痛み」ではないのです。
神経が傷ついている場合は、それ相応の治癒時間がかかります。
難治性の痛みになることもあります。
本来なら、それに使う薬も変えなければいけません。
しかし、現場ではそんな分類はお構いなしに治療及び薬が処方されているのです。
「神経障害性疼痛?侵害受容性疼痛?何それ?」
まさに、こんなセリフが出てきそうなくらい治療する側の痛みに対する認識があまりにも低いのです。
痛み治療の実態は、内情を知れば知るほど「驚愕」するくらいずさんなものです。
こんないい加減な治療でも、体には自然治癒力があるおかげで何とか「治療の体裁」は保っていますが、慢性化した痛みが相手だと途端に通用しなくなるほど脆いものなのです。
ニセ神経痛がいっぱい
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