ハイヒールが体に与える影響とは?
■ハイヒールを履くと痛くなるあなたへ【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
ハイヒール姿はきれいに見えますよね。
私も嫌いではありません。(なんのこっちゃ)
働く女性には欠かせないアイテム?となっていますが、見た目の問題はさておき、体に与える影響はどんなものがあるのでしょうか?
ハイヒールを履くと、かかとが高くなる分、前足に荷重が移動します。
本来歩くときは、かかとから地面につき、足先で蹴りだし前に進むのが自然な流れです。
これがハイヒールだと、かなり不自然な動きを強いられることになります。
実際、歩行というのは足先だけで行われるのではなく、膝や股関節など、上部の関節も関わっています。
足先の使い方が変われば、膝や股関節の使い方も変わり、本来の関節の使われ方とは違った動きとなります。
下の模型をご覧ください。何も支えが無い状態でもバランスよく立っています。
この状態から、かかとだけを高くすると模型は前に倒れてしまいますよね。
模型は倒れてしまいますが、人間には筋肉がありますので倒れることはありません。
しかし、その分下半身の筋肉が緊張を強いられ、腰は姿勢を補正するために必要以上に反らなければいけなくなります。
足裏が地面と平行していれば負担も最小限に済みますが、ハイヒールを履くとそれだけ筋肉の仕事量が増えることになるのです。
それは、歩く時だけでなく立っている時も。
筋肉が健康であれば、姿勢が少々不利でも耐えてくれますが、いつまでもつかはその人の筋肉次第。
現在、膝・股関節・腰に不安を抱えている人であればハイヒールは病状を悪化させる要素となり、履けば履くほど悪循環になります。
慢性痛の改善は、生活の中にあるマイナスの要素を治療などのプラスの要素で補う作業の繰り返しによって達成されます。
ハイヒールを履きたい気持ちは十分に分かりますが、健康不安を抱えている方はしばらくの間我慢してくださいね。
マイナス要素を減らすことも治療の一環
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