これまでの治療は無駄ではありません
■失敗は成功の元【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
「病院に通っていればそれでいいと思っていました。」
「こんなことならもっと早く来ればよかった。」
「ここに来るまで随分遠回りをしてきました。」
来院される患者さんに、これまでの治療との違いから上記のような言葉をいただくことがあります。
中には、これまでの治療が無駄だったと感じている方もいらっしゃいます。
しかし、本当は無駄ではありませんし自分を責める必要もありません。
その理由は二つあります。
一つ目は、ブログで何度もお伝えしているように「痛みの常識」に間違いがあるため、そもそも正しい治療が行われていないのだから患者さんに非はないからです。
二つ目は、これまでの治療で結果が出なかったからこそ、当院の方針が理解して頂けるという点です。
当院の方針は、これまでの医療常識とは全く違い、それに合わせて施術内容も全く違います。
一般的に信じられている方針と全く違う主張を最初の段階で受け入れることができるのかといえばそれは難しい。
これまでの治療で結果が出なかったからこそ、遠回りしてきたからこそ、理解していただけると思うのです。
ある意味、これまでの経緯があったから当院と縁が出来たと言えます。
そして、自分の体について振り返ることができるのだと思うのです。
人は経験してはじめて気づく。
そんなところではないでしょうか。
ですから、これまでの経験は決して無駄ではないのです。
これは、私自身も同じです。
現在の施術法に至った経緯も、これまでの経験があるからこそ今があります。
施術技術というのは、飲食店でいえば秘伝のタレのようなもの。
セミナーに参加する場合は、お金を払って教えてもらうわけですから、対価もそれなりになります。
では、教わった全ての技術を使っているかといえばそうではありません。
全く使っていないものもあります。
では、それらが無駄だったのかといえばそれは違います。
多くの経験をさせていただいたからこそ、何が必要で何が必要でないか分かるようになったわけです。
教わった技術をヒントに作り上げた技術もあります。
そうした意味では、これまでの経験は全て必要なものだったといえるのです。
誰が言った言葉か忘れましたが、人生に失敗はなく、あるのは経験という体験。
まさにその通りだと感じています。
これまでの経験を糧にして、これからの行動に生かしましょう。
経験は学び
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