普通の生活なのに負担が多い??
■普通に生活しているだけなのに痛い【愛知県江南市の慢性痛専門整体院-爽快館】
「負担をかけないで生活してください。」
こんなセリフを病院や治療院で言われたことはありませんか?
患者さんからたまに聞く話だと「歩かないように」って言われることもあるそうです。
歩かないようにって・・・生活できないじゃん。
言ってる本人も「そりゃ無理でしょ」って心の中では思っているはずですよ。
無茶なこと言ってるなぁ~って。
でも、そんなことを言われた患者さんはどうすりゃいいのって話ですよね。
負担をかけないで生活って、これ以上動かないようにすると生活そのものができません。
つまり、「負担をかけないで生活してください。」というアドバイスはアドバイスになっていないということです。
では、その負担って何が負担になっていると思いますか?
例えば、普段から重いものを持ち上げる動作を繰り返している人なら話は分かります。
しかし、あなたはフツーに日常生活を送っているだけではないでしょうか?
何か特別なことをしています?
してませんよね。
では、何が負担となって痛みの元になっているのでしょうか?
実は、日常生活の中にその原因があったんです。
例えば歩く動作。
歩くことは「誰もがやっている事」ですが、もっと細かく見ていくと「誰もが」というわけではないことに気が付きます。
歩き方は人によって個性があります。
そして、体を痛める人には「ある共通点」がありました。
それは、人間が長い進化の過程を経て獲得してきた体の使い方が出来ていないということです。
つまり、人は「歩く」という日常動作は誰もがしますが「歩き方」という意味では違っています。
歩き方が違うということは「筋肉の使われ方が違う」ことを意味します。
もっと、細かく言いますと「使っている筋肉と使っていない筋肉の差が大きい」のです。
慢性痛を患っている患者さんは正しく体(筋肉)が使えていない傾向にあります。
もちろん、その傾向は体を痛める以前からありました。
早いと10代の頃から始まっていることもあります。
大抵は3、40代以降でしょうか。
でも、筋肉という組織は非常に耐久性のある組織で日常生活の負担くらいではビクともしません。
しかし!
どんなチリでも積もれば山となります。
これと同じように、一日わずかな負担でも何十年と同じことを繰り返せば立派な筋肉への負担と変化していきます。
つまり、日常生活の負担とはその行為自体は軽いものでも、長年に渡ることで筋肉の質を悪化させる力はあったのです。
では、その状態から良くしていくにはどうすれば良いのでしょうか?
これは、単に負担を軽減させるだけでは良くなりません。
筋肉を癒していきながら(整体+セルフケア)、体の使い方を再学習すること。
これが、慢性痛を克服する重要な柱になるのです。
何気ないその行為が筋肉のコリを作る
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