なぜ今の医療が変わっていかないのか?
■痛みが治らないのは医療構造にも原因があるから【愛知県江南市の慢性痛専門整体院‐爽快館】
当院で施術を受けている患者さんから、
「先生の話を聞けば聞くほど痛みの原因がすごく納得できるし薬や電気をかけても治らない理由もわかりました。」
「でも、不思議なのはどうして整形外科ではそれに気づかないんでしょうか?」
こんな質問をされました。
確かに、私自身が医療の矛盾に気づいたのですから、もっと多くの医療関係者が同じように気づいていいと思うのは当然です。
なぜ、そうならないのでしょうか?
これは私も非常に不思議なのですが答えは案外単純かもしれません。
本当に気付いていないとか。
いやいや、もし本当に気付いていないならそれはそれでヤバいですね。
全然、患者さん診てないって話ですから。
本当は気付いているんだけど変えたくない理由があるんだと思いたい。
そうだ、きっとそうに違いない。
なぜなら、病院といえども患者さんが来なかったら倒産します。(あえて倒産という言葉を使います)
でも、実際は倒産するなんてことは滅多にありませんよね。
飲食店はしょっちゅうテナントが変わっても病院がころころ変わることはありませんから。
そうなんです。
病院が滅多につぶれないのは患者さんがひっきりなしに訪れるからです。
ですから、患者さんは治らなくても次から次と病院へ訪れるから経営する立場からすれば何の問題もありません。
治療内容が間違っていたとしても患者さんの流れが途切れない限り変える必要はありません。
でも、それでは個々の患者さんは治らないから困りますよね。
ここが問題なのです。
患者さんは治らないから困っている。
しかし、病院側からすればこれまで通りで何の問題もない。
だから、変わらない。
こんなにも多くの人が困っているのに何とかしようと思うこともない。
これが痛み医療の現実なんです。
その結果、無駄な医療費がかさみ国の赤字がドンドン膨らみます。
保険診療は安くて済むから家計に安心なんて言ってられません。
しっかりと後から社会保障費として徴収されるのですから。(勤め人は給料から天引き)
病院がサロン化していることに疑問を持とう
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